太宰治
おさん
「大事にしているつもりなんだがね。風にも当てず、大事にしているつもりなんだ。君は、本当にいいひとなんだ。つまらない事を気にかけず、ちゃんとプライドを持って、落ちついていなさいよ。僕はいつでも、君の事ばかり思っているんだ。その点に就ついては、君は、どんなに自信を持っていても、持ちすぎるという事は無いんだ。」
といやにあらたまったみたいな、興ざめた事を言い出すので、私はひどく恰好かっこうが悪くなり、
「でも、あなた、お変りになったわよ。」
と顔を伏せて小声で言いました。
(私は、あなたに、いっそ思われていないほうが、あなたにきらわれ、憎まれていたほうが、かえって気持がさっぱりしてたすかるのです。私の事をそれほど思って下さりながら、他のひとを抱きしめているあなたの姿が、私を地獄につき落してしまうのです。
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「文学の闇と光が交錯する、太宰治の世界へようこそ。」
ここでは、太宰治の名作を厳選し、彼の言葉の深淵と情熱を朗読を通してお届けいたします。
単なる文章の読み上げではなく、太宰治が紡いだ独特な世界観一純情な苦悩と、時にほろ苦く、皮肉すら感じさせる美しさ一を、現代に蘇らせる試みです。
あなたの心の奥深くに宿る感情に触れながら、ともに文学の旅を歩んでみませんか?
この活動を通じ、朗読とともに太宰治の魅力を伝え、あなたに安らぎと共感をお届けしたいと願っています。ぜひ、お気軽にフォロー、コメント、リクエストそして感想をお寄せください。」
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