30年以上前、インターネットは「商用利用禁止」でした。
お金儲けどころか、研究者同士が情報をやり取りするための、ごく限られた人たちの世界。
電子メールは、メールアドレスさえあれば地球の裏側ともつながれることに、本気で感動した時代。
ネットニュース、fj、ネチズン精神、回線を大切にし、デマを流さず、「つながれる人が、つながれない人を助ける」
そんな理想が語られていたインターネット。
そして個人が初めてお金を払ってネットにつながるようになった転換点。
理想の新大陸だったはずのインターネットが、現実社会の延長へと変わっていく過程を振り返ります。
今ではもう戻れないかもしれない、でも確かに存在した
“インターネットが夢だった時代”の話です。