2025年の年末、
僕は心筋梗塞で倒れました。
正確に言うと、
心肺停止でした。
その瞬間の記憶はありません。
気づいたらICUのベッドの上で、
家族の顔があって、
「生きてるんや…」と理解するまでに、少し時間がかかりました。
実は、サインは出ていた
今思えば、
まったくの突然やったわけではありません。
人間ドックでは、
コレステロールが「C or F 判定」
それが3年連続で続いていました。
医師からも
「気をつけてくださいね」
「食事と運動、意識しましょう」
そう言われていました。
でも正直、
どこかでこう思ってました。
まだ薬飲むほどちゃうやろ
走ってるし
仕事も元気にできてるし
完全に他人事やったんです。
「助かった」のは、当たり前じゃなかった
後から主治医に聞いた話です。
基本救命に搬送される心肺停止の患者は、
Level 5 死亡
Level 4 植物人間(意識が戻らない)
への該当がら85%程になる。
でもその日、
妻が必死に救急が来る前に蘇生処置をしてくれました。
心肺停止から50分後、7回目のAEDで心拍が戻り。
墨東病院に搬送されました。
医師からは
「過去15年間で例を見ない回復です。
奥さんの初動対応が良かった事。
直ぐに救急に繋がった事。
救命にてカテーテル手術が即座に実行された事。
それらを踏まえても
やはり85%の確率で自然死、又は死亡になると
想定していた」
そう伝えられました。
この言葉を聞いたとき、
嬉しさより先に、
背中が冷たくなる感覚がありました。
「自分は大丈夫」という思い込み
42歳。
仕事も忙しくて、
家族もいて、
飲み会もすき
ランニングもやる
「心筋梗塞」って、
もっと年配の人とか、
不摂生を重ねた人がなるもんやと、
勝手に線を引いてました。
でも、
数値は嘘をつかない。
C、F判定が3年続いてたという事実を、
自分の都合で軽く見てただけやった。
生き残った側として、伝えたいこと
助かった。
ほんまに、奇跡的に。
でもそれは、
「運がよかった」で終わらせたらあかんと思ってます。
・人間ドックの結果を軽視してたこと
・「まだ大丈夫」と先延ばしにした判断
・自分は例外やと思い込んでたこと
全部、今回の出来事につながってました。
心筋梗塞は、
ある日いきなり来るんやなくて、
静かに近づいてきてたんやと思います。
最後に
僕は、
家族に救われました。
医療に救われました。
そして、たまたま運にも救われました。
人間ドックの「C判定」は、
**セーフのサインやなくて、
「黄色信号」**やったんやと、今ははっきり分かります。
もしこの文章を読んで、
「自分も似た数値あるな」と思った人がいたら、
どうか軽く見んといてほしい。
命は、
思ってるよりずっと、繊細です。