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心の回復への8つの階段

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STAIR (感情調整と対人関係調整スキルトレーニング)治療プロトコル 1.特徴 ①段階的な治療構造で一段ずつ階段を上っていくように進めていく(Herman, 1992) 第一段階:安全、安定化、 生活能力の強化 第二段階:トラウマ記憶の処理、 第三段階:大きなコミュニティへの統合 の3ステップ。 ②DBT(Dialectical Behavior Therapy: 境界性人格障害のための弁証法 的行動療法)から、理論的、技法的に多くのものを取り入れている。 <セッション1> セラピストは ・患者の希望を維持し、強化する。患者の話に配慮し症状や生活状況に対する正確で共感的な理解を示す。 ・問題対処のための治療計画を提案し、患者と共同作業としてのセラピーのゴールと、その達成方法をお互いに同意、共有し合えるように働きかける。 内容 ・体と心のエクササイズ(集中呼吸法)のスキル練習をスタートし、毎日自宅で練習することを宿題とする。 <セッション2> ・「感情調整の自己モニタリングフォーム」 や「感情の車輪図」を使って、患者が自分の感情とその起源、感情に関連する思考や行動を認識し名称化する力を強化するなど「感情の気付き」を促す ・幼少期の虐待が感情の調整に与える影響について話し合い心理教育を行う。 <セッション3> ・感情の調整感情調整のスキルを習得する土台として、「感情が表れる身体、認知、行動の3つの分野」について振り返り、感情調整のスキルについて話し合い、適応的な感情調整スキルの確認、前向きな感情を取り入れるよう促す。 ・Clが楽しめる活動を適切な対処法として取り入れる手助けをする。 <セッション4> ・つらい感情に耐えたり受け入れたりすることが、健康的で実際の生活機能レベルの改善に役立っているのかどうかについて話し合う。 ・まず目標を確認し、それを達成する過程におけるメリット・デメリットを振り返る。その上で、苦痛に耐えるだけの価値がその目標にあるかどうか、患者が判断できるように促す。 ・虐待による苦痛と、個人が選択した目標を達成する上で必要と思われる苦痛を明確に区別する。 <セッション5> ・対人関係スキーマのワークシートIを用いて、患者が現在の自身のスキーマを理解するよう促す。 ※対人関係スキーマ…養育者との関係性において幼少期に形成される認知のテンプレート。幼少期に虐待を経験すると、人間関係スキーマを構築するプロセスが妨害され歪みがうまれ、適応的ではないスキーマを成人後も繰返す <セッション6> 対人関係のパターンを変える ・新しく、より柔軟性のある代わりのスキーマを集め始める。 ・新しいスキーマを構築し、人との関わり方の新しい方法を体験する方法として、ロールプレイやモデリング等を通して練習したり、モデリングで模範を見せた後、実際の対人関係の状況の中で新しいアプローチを練習するように促す。 <セッション7> 効果的なコミュニケーションと自己主張 ・対人関係における境界線について、及び自己主張やアサーティブでいることについて心理教育を行い、患者がそのための基本的なスキルを習得する手助けをする。 ・アサーティブと関連した対人関係におけるスキーマを認識し、ロールプレイを行い、継続的に対人関係における自己主張や感情調整のスキルを練習するよう促す。 ・実生活の中でもそのような場面で練習するように宿題を出す。 <セッション8> 人間関係における柔軟性 ・なぜ対人関係において柔軟性が重要なのか話し合い、異なるタイプの関係性の中でよいバランスを得るためのスキルを振り返る。 ・対人関係スキーマの認識し、パワーバランスの対応に焦点を置いたロールプレイの実施し、柔軟性を習得・強化していく。 【参考文献】 金・大滝(2014)幼少期のトラウマによる複雑性PTSDのための認知行動療法 STAIR (感情調整と対人関係調整スキルトレーニング) とNST (ナラティブ・ ストーリィ・テリング) 治療プロトコルの検討, 日本トラウマティック・ストレス学会誌』第12巻第1号 【マスターの奢り一杯】 アキネさんに「な、なんでだろう💦むず痒い 」にスコッチ(スモーキーでドライ、地域によって個性が強い)をイメージして贈ります #トラウマ #PTSD  #複雑性PTSD #アタッチメント障害 #愛着障害 #心理療法 #カウンセリング #認知行動療法 #CBT #認知療法 #スキーマ
6日前
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