#第884回目#「少女ポリアンナ」#エレナ・ホグマン・ポーター#アメリカの作家#小説#児童文学#世界の名作#しあわせな話#ポリアンナは十一歳#小さい頃にお母さんを亡くし、一ヵ月前にお父さんも死んでしまう#孤児になったポリアンナ#たった一人の親戚であるポリーおばさんに引き取られるが、おばさんはポリアンナを歓迎していなかった#家は大きく、きれいな部屋がたくさんあまっているのに、ポリアンナが案内された部屋は狭苦しい屋根裏部屋。カーテンさえない#お手伝いのナンシーは、心からポリアンナを気の毒に思った#ところが、ポリアンナは窓辺にかけよってこう言った。「見て、ナンシー!なんて素敵な眺めでしょう。壁に絵がなくてがっかりしたけれど、この景色は絵よりも素敵ね。カーテンがないから額縁に入っているみたい。あとね、部屋に鏡がなくてよかったわ。顔のそばかすを、見なくてすむものね」#ポリアンナが泣きだすと思っていたナンシーは驚いた#さらに驚いたことに、ポリアンナは部屋の窓から木に飛びうつり、外に飛びだして行った#怒ったポリーおばさんは、「あの子の夕食は抜きです。パンと牛乳を台所で食べさせなさい」とナンシーに言った#帰ってきたポリアンナは、パンと牛乳を食べながら、今日の冒険についてナンシーに話した。「でも、お嬢さん。おかげで夕食はこれだけですよ」とナンシーは言った#するとポリアンナは「うれしいわ!パンと牛乳は大好き。何より、あなたと一緒に食べられるんだもの、最高よ」と笑うのだ#ナンシーは不思議だった。「どうしてそんなに喜べるのですか?」#ポリアンナ「これはね、ゲームなの」ナンシー「ゲーム?」ポリアンナ「そう、いいこと探しゲーム。お父様が考えたのよ。あのね、私ずっと人形がほしかったの。でも、うちはお金がなかったから慰問箱に入ったものしかもらえなかった。で、人形をくださいってお願いしていたのに、慰問箱に入っていたのは、松葉杖だったの。私、がっかりしたわ」ナンシー「でしょうね」#ナンシーは、ポリアンナを同情した#ポリアンナ「でもね、お父様は『よかったね』といったの。『松葉杖をもらっても、使う必要がないんだから、うれしいじゃないか』って」ナンシー「ああ、なるほど!」ポリアンナ「でしょ?それから私たちは、いつもいいことを探したわ。お父様が亡くなったときには······難しかったけれど。でも、おかげであなたと会えたんですもの、いいことが見つかったわ」#ナンシーはこのちょっと変わった子が、大好きになった#そして、一緒に「いいこと探しゲーム」をすると約束した#ポリアンナはナンシーだけでなく、町じゅうにこのゲームを流行らせることになった#『いいこと探しゲーム』#※慰問箱···家でいらなくなったものを寄付するときに入れる箱#おんどくクラブ#語りのWEBラジオ番組#毎日配信#音読#絵本作家#俳優#語りべ#みつはしみなこ#語り#朗読#読み聞かせ#保育士#こども#ことば#楽しむ#さまざまな語り#語りの公演#口承文学#囲炉裏芸#寝物語#folklore