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【敵意の正体】なぜ「攻撃された」と感じるのか

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1.敵意帰属バイアス ・対人葛藤場面ではたらく認知バイアス ・相手からの実際の敵意の有無に関わらず,自分への敵意があると認知してしまう傾向のこと ・Crick & Dodge (1994)で提唱された社会的情報処理モデルによって説明されるバイアス 2.社会情報処理モデルと敵意帰属バイアス ・攻撃行動モデルの一つ ・人の攻撃行動をするまでの6つのステップ  ①手がかりの符号化:その注意を基に他者や状況に対する心的表象を形成 【敵意帰属バイアス】(選択的な注意)状況から読み取るいくつかの手がかりのうち何に注意が向かうかに関して個人差があり,この段階で敵意を導くような手がかりを読み取りやすい傾向にあるとその後の敵意を帰属しやすくなる。 ②手がかりの解釈:その後どのように解釈すべきかの選択【敵意帰属バイアス】形成される心的表象において,相手の敵意の有無がどちらも考えられる状態にも関わらず「敵意あり」 を優先的に採択してしまう ③目標の明確化:どんな行動をすべきかを思い浮かべ ④反応の検索:反応評価と行動の意志決定 ⑤反応の決定:行動に表わす ⑥実行: 「言葉や顔の表情などから読み取れる脅威的な情報に対する注意の偏りは,怒りや攻撃性の性質が高い子どもや成人においてより増大することが複数の研究結果によって得られた。」Ciesinski et al.(2023) 3.不適切な社会反応を示しやすいこども Crick & Dodge(1994) (a)提示された社会的情報を適切に記憶したり想起したりできない記憶障害がある可能 (b)特定の種類の社会的手がかり(例:攻撃的行為や嫌悪的行為) に,同年齢の子どもたちよりも多く選択的に反応をする可能性 (c)社会的相互作用のためのスキーマがよく発達しており,それが社会的手がかりの処理や利用能力(あるいは意欲) を妨害している可能性(例えば,自分はすでに状況を「把握」しているので,それ以上の情報は必要ないと判断しているなど) 4.バイアスのかかりやすさ 敵意帰属バイアスはバイアスであるため誰でも起こりえる現象だが,バイアスのかかりやすさには認知の歪みの個人差は大きく関係する(大渕 1993) ・攻撃的な子どもは社会環境的要因(親からの虐待やネグレクト,仲間からの排斥等)と遺伝的要因(妊娠・出産時の際の脳の損傷を含む)の相互作用によってその特徴が協調される ・社会的認知パターンの形成・既存パターンの変容に繋がることや,遺伝的要因が持っていても豊かな愛情を受け取れる環境で成長すれば逸脱行為に至らない可能性 【参考】 笠間(2024)対人葛藤における敵意帰属バイアス,人間情報学研究科年誌 29号 【マスターのおごり一杯】 ゆきさんの「イメージはすっぱくてちょっと辛い調味料の口になりました。タバスコ?みたいな…痛みのあるやつです」| マルガリータ | テキーラのパンチとライムの酸味、塩のアクセントが効いたシャープな味 #敵意帰属バイアス #認知バイアス #社会的情報処理モデル #攻撃行動モデル #CrickAndDodge #対人葛藤 #コミュニケーション #怒り #攻撃性 #子育て #発達心理学 #臨床心理学 #心理学 #心の知識 #公認心理師 #PsychologyLab #StandFM #Podcast #ラジオ
1日前
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