ゆきえさんは、
「外に出る練習になれば」と思って、息子さんに買い物を頼んでいました。
でも後から知ったのは、
息子さんは“自分なりの挑戦”をしていたということ。
人と関わることが怖い中で、
レジに立つこと自体が、大きな一歩だったのです。
親の思いと、子どもの内側。
同じ出来事でも、見えている景色は違う。
それでも、どちらも「大切に思っている」からこそ起きていることなのだと、感じさせられます。
その後、息子さんはフリースクールへ。
そこは、特別な場所というより、
公園で遊んだり、麻雀をしたり、
自然に会話が生まれる“ゆるやかな場”でした。
無理に頑張らなくてもいい。
でも、気づけば人と関わっている。
そんな時間の中で、少しずつ自信を取り戻していきました。
さらに印象的なのは、
「選べる環境がある」ということ。
体調に合わせて、
オンラインの塾で学ぶこともできる。
元気な日は少し動いて、
しんどい日は休む。
その繰り返しでもいい。
大切なのは、
“その子に合った形”を見つけていくこと。
そして、ふたりが共通して伝えていたのは、
親もひとりで抱えなくていい、ということでした。
不安や心配は、愛情があるからこそ生まれるもの。
でも、それをそのまま子どもにぶつけてしまうと、
関係が苦しくなってしまうこともある。
だからこそ、
親自身が「話せる場所」を持つこと。
第三者に話すことで、
同じところをぐるぐるしていた思考が、少しほどけることがあります。
みかんが最後に話したのは、
「問いを持つこと」
「私は何が好きなんだろう」
「最近、少しでも嬉しかったことは何だろう」
そんな小さな問いを持つことで、
少しずつ、自分の本音とつながっていく。
答えがすぐ出なくてもいい。
問いを持つこと自体が、
自分を大切にする時間になるのです。
もうひとつ、大切にしていること。
それは、
どんな感情も“あるものとして認める”こと。
怒りも、悲しみも、
なくそうとするのではなく、
「あるよね」とそのまま感じてみる。
そうすると、不思議と
感情は流れていく。
逆に、見ないようにすると、
ずっと残り続けてしまう。
そんな体験から、
“自分を責めるクセ”がほどけていったと話しました。
ふたりの話を通して感じるのは、
回復は、一直線じゃないこと。
正解も、ひとつじゃないこと。
でも、
人はちゃんと、自分の力で進んでいくということ。
もし、今少し立ち止まっているなら。
こういう話を、直接聞いてみるのもひとつです。
言葉だけではなく、その人の空気に触れることで、
ふっと力が抜けることもあります。
5月4日、文学フリマ東京。
そこには、このふたりがいます。
がんばり方を教えてくれる人ではなく、
“そのままでいい”を思い出させてくれる人たち。
会いに行ってみたくなる理由は、
きっと、そこにあります。
いまのあなたにとって、
少しだけ心がゆるむ問いは?
文学フリマ東京🗼
2人に会いにきてくださいね♪
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