#0145 嶋津輝『カフェーの帰り道』(東京創元社)
東京・上野の片隅にある、あまり流行っていない「カフェー西行」。
食堂や喫茶も兼ねた近隣住民の憩いの場には、客をもてなす個性豊かな女給がいた。
竹久夢二風の化粧で注目を集めるタイ子、小説修業が上手くいかず焦るセイ、
嘘つきだが面倒見のいい美登里を、大な嘘で驚かせる年上の新米・園子。
彼女たちは「西行」で朗らかに働き、それぞれの道を見つけて去って行ったが……。
大正から昭和にかけ、女給として働いた。百年前のわたしたちの物語”。
(島津輝『カフェーの帰り道』の表紙折り返しより引用)
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