☘️
このチャンネルは、
「言葉の力」
「絵本の力」
「声の力」
を通して、
あなたの心に
小さな灯火を届ける場です。
☘️ 🌿このチャンネルの願い
人生には、
答えが必要な時もあります。
けれど、
ただ誰かの優しい言葉に
救われる日もあります。
この場所が、
ほっとひと息つける場所に。
また聴きたくなる場所に。
あなたの心に
小さな灯火を届けられますように。
🎁一冊の絵本の思い出をお聴きください。
『おおきな木』
惜しみなく与える愛について
描かれた物語です。
この本は、
私が子どもの頃には、
まだ世の中に出ていませんでした。
私がこの絵本に出会ったのは、
結婚して、
子どもが生まれてからのことです。
だから私は、
この本を子どもの立場で
読んだことがありません。
いつも親の立場で読んできました。
内容を要約すると、
一本の大きな大きな木と
男の子のお話です。
木は少年をとても愛しています。
その大きな木は、
少年が楽しそうに木と遊ぶのが
とても好きでした。
大きくなるにつれて
たのしく木と遊ぶ時から
自分のしたいことが、変わっていきます。
少年が望むものを、
木は惜しみなく与え続けます。
実を与え、
枝を与え、
幹しか残らなくなりました。
見返りを求めることなく。
木は、自分の全てを
与え続けました。
読むたびに、
私は思うことは、
ただ一つ、
愛とは、giveギブなのだと。
見返りを求めず、
ただ与えること。
支えること。
赦すこと。
この絵本は、
読み聞かせの中で、
子どもたちが「何回も読んで」と
せがむような本ではありませんでした。
けれど読むたびに、
大人である私の方が
教えられる本でした。
月日が経ち、私たち夫婦の銀婚式に
子どもたちからの贈り物が絵本。
そしてこの本だったこと。
シェル・シルヴァスタインの原書
『The Giving Tree』
いつ準備したのかこの絵本。
「一冊の絵本が、親子の25年をつないでいた物語」
銀婚式の日に贈られた『おおきな木』の原書。
その出来事そのものが、
絵本の続編として家族の中で
分かち合うテーマとなったのです。
親が与えた愛。
子どもが受け取った愛。
そして大人になった子どもたちから、
静かに返された感謝。
私たちが読んできた絵本が、
子どもたちの心の中で、
言葉にならない
感謝や敬意として育っていたこと。
そして銀婚式の日、
一冊の絵本という形になって、
私たちのもとへ愛が返ってきました。
それは、
何よりも深い贈り物でした。
『おおきな木』は、
私にとって、
親の愛を学んだ絵本です。
そして同時に、
子どもたちから愛を返してもらった、
思い出の絵本になったのです。