明日7月4日はアメリカ建国250周年という歴史的な節目です。現地はお祝いムードもありますが、私たちは生活者・投資家として、この巨大な「ドル一強の帝国」のルーツを覗いてみましょう。
月曜日は、世界が内向き(ブロック化)になる過渡期において、アジアのマネーが逃げ込み先として「米ドル」に殺到していることをお伝えしました。
しかし、250年前の1776年、独立を宣言したばかりのアメリカは、独自の通貨を誰も信用してくれない「通貨を持たない国家」に過ぎませんでした。戦費のために刷った最初の大陸紙幣はハイパーインフレで文字どおり紙くずになり、当時のアメリカ人が実際に使っていたのは、敵国や他国の通貨である「スペインの銀貨」だったのです。
他人のルール、他人の通貨のシステムに100%依存していたアメリカが、いかにして自ら経済のハンドルを握り直し、世界最強の基軸通貨を作り上げたのか?
建国の父たちが仕掛けた「通貨のハッキング」から、領土拡大、ゴールドラッシュ、そして英国ポンドをひっくり返した覇権シフトの歴史をなぞります。
大国のルール変更のうねりを知ることは、私たちが特定のシステムを疑い、自分の人生のハンドルを握り続けるための、大きな「物差し」になるはずです。
【本日の視点】
・価値ゼロになった最初の紙幣: 信用なき国家が直面したハイパーインフレの洗礼
・他人のハンドルで走った建国期: アメリカ国内で流通し支配していた「スペイン銀貨」
・米ドル誕生のハッキング戦略: 既存の信頼できるルールを模倣して、独自のシステムを立ち上げた初代財務長官の知恵
・250年のタイムスケールが教えること: 世界最強のシェルター(ドル)も永遠ではない。既存のルールが立ち行かなくなる前夜の歪みをどう見るか
今日も自分の足元をしっかり見つめながら、素敵な一日にしていきましょう!
【ご留意事項】
当番組で提供する情報は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、特定の商品の勧誘や売買の推奨を目的としたものではありません。投資の最終決定は、ご自身の判断と責任において行っていただけますようお願い申し上げます。
#投資 #国際分散 #ポートフォリオ #資産形成 #経済 #歴史に学ぶ #アメリカ #米ドル #基軸通貨 #地政学 #資産防衛 #投資戦略ナビゲーター #自由に暮らす #世界を歩く