① 冒頭:ライター業への現状認識【00:06〜】
- ライター業は、現在、主な媒体は野球太郎のみのため「細々と継続」するしかない
- なにせ、編集者からの連絡がほぼないので。もはや「アイツじゃ売れない」と思われているか、眼中にもないのだろうと自己分析
- でも、自分がフリーになってライター業めいんになってからこれまでに、自分が編集者だったときに振る舞っていた姿勢で、のめり込んで一緒に考えてくれたり、粘り強く我慢して付き合ってくれる編集者なんていたかな? いや、出会えなかったな、と吐露。みんな、取材や執筆時の途中で苦労するプロセスのときはお任せ知らんぷりで、出来たかどうか? 結果論的に評判が良かったかどうかだけで判断する人がほとんどだった気がする。もちろん、出版業界そのものが不況で遊び心がなくなってしまい、ノルマだけを押しつけられているという厳しい現実もあるが、それにしてもという感じで
- その経験を反面教師に、今の指導現場では「大丈夫、できるよ」と肯定するスタンスを意識している
② 本題:スライディングを知らない初心者球児の増加【03:06〜】
- 現在関わっている中学・高校の野球部では、入部時に一度もスライディングをしたことがない選手が一定数いる
- 自分のような50代や、おそらく40代くらいの世代には、「野球はまったくの未経験で、高校の部活動からいきなり硬式で始める」という子はほぼいなかったが、今は珍しくない
- 中学校の野球部では、走塁の基本(一塁を回り込んで二塁へ)すら知らない状態からスタートすることも現実にある
- 少子化・地域コミュニティの希薄化で「空き地での草野球」の経験がないまま育つ環境が増えたのだろうなと
③ キビタキビオ自身のスライディング習得の記憶【06:00〜】
- 自分自身、スライディングを「誰かに教わった」記憶はない。「いつの間にかしていた」感じ
- 学習のきっかけは漫画(自分が信仰していたのは、ちばあきお原作の『キャプテン』や『プレイボール』)でイメージを作ったことと、小学校の滑りやすい廊下のタイルでスライディングの感覚を体得したくらいと記憶している
- ちばあきお漫画ではよくある「スタッ→ゴロゴロゴロ」(ダイビングキャッチ後に前転する描写)の動作は、現実にはほぼ不可能だよな、という同業ライター・御手洗あつひこ氏との共感エピソードも紹介
④ ヘッドスライディングの初体験エピソード【21:00〜】
- リトルリーグ(目黒東リトルリーグ・クリッパーズ)での小学5年生頃が初めてのヘッドスライディング
- 夢中で走り、気づいたら飛び込んでいたため、やったあとに「やれた……んだ」と実感。後に「ヘッドスライディングするシーンじゃなかっただろう!?」と怒られた
- とはいえ、できたことで味をしめたらしく、その後ヘッドスライディングを頻繁にするようにスタイルになった。それは、大人の草野球をするようになっても続き、ヘッドスライディングをする「大名刺」になっていったと振り返る
- 一方で足からのスライディングは今も苦手意識がある
⑤ リトルリーグ時代のいじめ体験の回顧【24:00〜】
- 6年生のときに当時リーグのルールが変更され、チームの所属地域外の選手の試合出場登録人数が制限されることになり、実力者の5年生が一部登録を外され、下のクラスにいた自分が急遽選抜チームに呼ばれた
- そのせいで、5年生の上手い選手たちから無視・見下し・口もきいてもらえない状態が続いた
- それが一因で、中学はシニアで硬式を続けるのはこりごりになって断念した
⑥ 足からのスライディングの技術論と怪我の経験【33:00〜】
- 自分は体が硬く走っているときの重心が高いため、足からのスライディングが「落下」するようになってしまう。
- 数年前にいつもと逆側の足でスライディングを試みた際、足がもつれて骨折した経験あり(左腓骨)
- 理想は「地面スレスレを氷の上を滑るように」低い重心で滑ること
- 元阪急・福本豊氏のスライディングは理想の手本
- 鈴木尚広氏(巨人/代走の名手)の著書『失敗することは考えない』の制作に関わったときに、同氏は「ベースにできるだけ近づいてから滑り始める」「足がベースを飛び越えるくらいのイメージで」と話していて、実際に同氏の著書にもそう記されていた
- 元ロッテ・荻野貴司選手(現在はチェコでプレー)が鈴木氏に一時弟子入りしていたことがあったが、長くは続かず独自路線となったという裏エピソード
⑦ 初心者へのスライディング指導の難しさ【42:00〜】
- 安全面を最優先して環境を整え、まずはスライディングすることに慣れさせる必要があるのは間違いないが、自分の中でまだ「これだ」という指導法が見つかっていない
- 柔らかい砂場や滑りやすい床など、怖くない環境から始めるしかないかと模索中
- 指導法やドリル事例を知っている人はレター・コメントで教えてほしい
⑧ エンディング:今後の活動・ライター観【44:00〜】
- 現在、外部や OB の指導員として「中に入っている」強みを活かしてライター活動につなげていきたいという思いはあるが、中にいるからこそわかってしまう陰の部分を書けない気の弱さがライターとしての限界なのかなと
- ノンフィクション作品は実は事実となる材料をうまいこと組み合わせ、語弊はあるかもしれないが実際のところは筆者の裁量と責任で“創作”している部分が多かれ少なかれ 必ずある。フィクションじゃないとはいえ、そうした筆者の構成力・物語化の力で読む人を引きつける文章となるかどうかを分ける。編集者時代にそれを悔しいほどに実感したことが何度かあった
- そういう才能が自分に潤沢にあるとは思えないが、それでも死ぬまでに5〜10本のノンフィクション作品を書きたい
- 次回は野球漫画(タッチなど)の話に戻る予定と予告
- YouTubeフォロワー112人、スタンドFM61人という現状を報告