新体制のトップに就任したからこそ直面する、極めてデリケートで生々しい「元上司との距離感」についてお話しします。
自分が組織の長(部長職)になったにもかかわらず、いつまでも同じ部屋・席から動こうとしない元上司。仕事も少なく、私のそばにいる居心地の良さに甘え、朝から晩まで不平不満や愚痴を溢し続ける存在に、正直ゾッとするほどの疲れを覚えていました。現場のスタッフがいまだにその元上司へ報告に行き、指揮系統がとっ散らかるバグも発生しています。
しかし、ただ疲弊しているだけではマネージャー失格です。この「厄介な存在」を、したたかに部下たちのために利用するリデザインを試みます。
トップの席の隣に居座り続ける元上司がもたらす、心理的・組織的マイナス
なぜ現場は「元上司」に報告に行き、組織の決定ラインを狂わせるのか
愚痴だらけの前権力者を、現場の「予算獲得」のための交渉カードとしてハメ込むロジック
物理的な席移動を促すための「次のポスト(出口戦略)」の用意と働きかけ
感情的な嫌悪感を配し、「使えるリソースは元上司でも使い倒す」という、冷徹かつ現場思いなリーダーの戦略思考をお届けします。
今日のご質問:
「あなたの組織に、退くべきなのに居座り続けている『元上司』や『ベテランの元権力者』はいますか? その存在を組織のプラスに転換するために、どんな役割を(あるいは罠を)用意していますか?」