今回は多くのリーダーが一度は抱える「自分が動いた方が早い」という誘惑と、それに伴う「現場の育成が進まない」という生々しいジレンマに焦点を当てます。
週明けの月曜日、丸1日を費やして現場のシフト作成やタスク処理を終えた私。目の前の業務をさばく達成感の裏で、「この実務に自分が追われている現状は、現場から役割を奪い、かつ自分自身がそこに甘えているのではないか」という強い違和感を覚えました。
中堅や役職者に役割を振っても「大変です」「できません」と返され、結局自分で抱え込んでしまう不安。長期的な育成の重要性は理解しつつも、目先の結果も追わねばならないリーダーの孤独なリアルを解き明かします。
現場のタスクを自分でさばくことで、トップ自身が感じてしまう「居心地の良さ」という罠
「遠ざかれば現場感が消え、近づけば役職者の役割を奪う」最適な距離感の難しさ
「大変です」と繰り返す中堅スタッフの自立を促す、具体的な役割の渡し方
長期的な育成(綺麗事)と、目先のタスク処理(リアル)を両立させる仕組み作り
トップ自身が「さばく快感」を捨て、冷徹にタスクを引き剥がしていくための生存戦略を語ります。
今日のご質問:
「あなたが『自分がやった方が早いから』と、自分で抱え込んでしまっている定型業務はありませんか? それを部下に渡すために、まずどの『小さな一歩』を切り出しますか?」