今回は、事業の相談をAIに持ちかけたときに残る噛み合わなさを起点に、AIにあえて最適解を出させない方法を掘り下げました。
競争環境を調べさせて打ち手を並べてもらうと、答えはどんどん収束していきます。ただ僕には飲食の現場感があって、その方向じゃないという感覚が残る。そこで使うのが、誰かになったつもりで考えてもらう頼み方です。イーロンマスクの名前を出した瞬間から、AIの振る舞いは明らかに変わりました。一方の阿部さんは、人物ではなく、その考え方の原理原則だけを切り出して渡していたそうです。
入り口は似ていても、行き着く先は違います。阿部さんが、自分は理論を先行させがちだったと振り返ったところから、話は名前が運んでくるものの正体へ進みました。テスラが実際にどの順番で動いたのか、その歴史ごと引き受けられるかどうか。
後半は、この頼み方がどこまで広がるかを試しています。請求書管理のシステムをショパンが考えたらどうなるか、好きな建築家にデザインを任せたらどうなるか。料理のオマージュと著作権の線引きにも話は及びます。最後は、自作のハーネスで複数のキャラクターに議論させたい、という宿題に着地しました。
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