「日本は地震や台風の多い災害大国だ」。
これは事実です。
しかし、その災害と向き合い続けてきた歴史こそが、世界屈指の防災・耐震技術を日本にもたらしました。
今回は、住宅の耐震化率が2003年の約75%から2018年には約87%まで上昇してきた経緯、1995年の阪神・淡路大震災の教訓、そして耐震・制震・免震という3つの技術、五重塔の心柱構造が高さ634メートルの東京スカイツリーの制振技術に生かされているという「1000年の技術継承」のエピソードを紹介します。
令和元年の大型台風で過去最大級の雨量を記録しながら被害を大幅に軽減した静岡県の放水路や、観測史上最高潮位を記録した台風でも浸水被害を回避した大阪の高潮対策水門など、実際の治水対策の実例にも触れます。
2026年7月に発生したマグニチュード7.1の熊本地震で緊急地震速報と津波注意報が瞬時に発令され、犠牲者が限定的だったことが海外メディアにも報じられ、海外SNSでも驚きの声が広がった様子を紹介します。
南海トラフ地震や首都直下地震など将来のリスクは正直にお伝えしつつ、「災害が多いからこそ、世界屈指の対応力を磨いてきた」という視点をお届けします。
多くの小中学校で年に複数回行われる避難訓練という防災意識の高さも、この国の底力です。
災害への不安を抱えるあなたに、確かな技術力をお伝えする回です。
次回はODA大国と大学の研究力についてです。
災害と戦う技術、耐震技術、免震構造、防災大国、地震大国というテーマに関心のある方へ。
災害大国だからこそ磨かれてきた日本の技術力と防災意識をお届けします。
1000年前の五重塔の知恵が、高さ634メートルの最新建築物に生かされているという、分かりやすい「技術の継承」のエピソードもお楽しみください。
耐震・制震・免震という3つの技術の違いや、病院や防災拠点など機能停止が許されない建物での免震構造の採用例など、技術の中身まで踏み込んで分かりやすく解説していきます。
技術力というハードの強さと防災意識というソフトの強さ、この両方をあわせ持っていることが、犠牲者数を最小限に抑え続けてきたこの国の底力の正体です。
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