読書の秋ということで、平野啓一郎さんの『本心』を読んだ感想をお話ししました。
2040年の日本を舞台に、母を亡くした「僕」が、母の分身となるAIを作って寂しさを埋めようとする物語。最初はなかなか入り込めなかったのに、読み進めるうちに主人公の背景が見えてきて、気づけば心に残る一冊になっていました。
一人称で語られるこの本は、とても内省的。「僕」と一緒に問いを重ねるうちに、突っ走りがちな私自身も、立ち止まって自分の内側を見つめることの大切さに気づかされました。
後半は、2週間続けている「手で書く日記」のお話。面倒くさいからこそ、本当に必要なことだけが残る。一日を二度噛みしめる楽しさについてもお話ししています。
📖 紹介した本
・平野啓一郎『本心』
・平野啓一郎『ある男』
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