日本株の短期トレードに関する考え方とリスク短期的なリバウンド狙いの罠日本株は下落したところを買い、少し上がったら売るという短期トレードを狙いたくなる場面があるが、大局のトレンド(5年チャート等で見る上昇の調整局面)に逆らうため、結果として含み損を抱えやすくなる。 1年チャートで見ると「大きな調整の一発」に見えても、5年・長期チャートで見ると上昇の途中のごく一部の調整にすぎない場合が多い。 リスク・リワードの重要性投資では「上げるエネルギー」と「下げるエネルギー」の差(リスク・リワード)を見極める必要がある。下落幅の方が大きそうだと判断した場合は、安易に手を出さないことが鉄則。 過去(リーマンショックやサブプライムショック時など)に短期的なリバースを狙って小さな利益を積み重ねていた時期もあったが、突発的な大暴落(海外発の夜間先物急落など)で一気にドカンと含み損を抱えるリスクがある。 2. 日本市場特有の構造と「買いタイ病」への対策海外市場(CME先物など)による影響日本のマーケットは休日や夜間に海外市場(シカゴのCME日経平均先物など)で大きく動かされることが多く、日本人が身動きの取れない状態で朝を迎えるケースが少なくない。 「休むも相場」と積立投資の徹底買いたい衝動(買いたい病)に駆られて無理にスポット買いをせず、休む時間を作ることも重要。 資産形成のベースはあくまで「積立投資」で行い、自由裁量で動かせるスポット買いは余剰資金の範囲に留めるべき。 3. 他のアセット(金や暗号資産、半導体)の動向金(ゴールド)の価格水準金相場は4,000ドル付近で底堅く推移しており、下値リスクが徐々に限定的になってきている。大きく急騰はしなくとも、リスクヘッジとして少しずつ買い増していく選択肢が考えられる。 半導体・キオクシア等のチャートキオクシアなどの半導体関連株は、企業としての業績や総論は素晴らしい一方で、チャート上では激しい値動き(下落時のボラティリティの高さ)が見られるため、タイミングの選定に慎重さが必要。