今回のリアルボイス、私がここ最近感じていたことをズバリ言い当ててくれていました。それは、「与える」という言葉がもつメッセージ性です。
時節柄、スポーツ選手などが「みなさんに夢や希望を与えたい」あるいは、「元気をお届けしたい」などインタビューに応えるシーンを多く見るようになりました。言葉尻を取ったり、穿った捉え方をするつもりはないのですが、ここ最近、「与える」から「届ける」や「感じてもらえたら」という表現に変えてきている選手が少なからず出てきたように感じています。スポーツに限らず、自分のパフォーマンスを第三者に見てもらう立場にいる方々の「言葉選び」は直接パフォーマンスには関係ないのかもしれませんが、自分が及ぼす影響や反響を考えられているメンタルの成長を感じられて好感と敬意を感じます。
求められるものやコトが多岐にわたる昨今の状況は、なかなかつらい面もあるかもしれませんが、意図して選ぶ自分の言葉を大切にしたいと思います。