ピアノとヴォーカルで懐かしの洋楽を1曲カバーするショコラヂヲ。
いつもお聴きいただき、ありがとうございます。
今週お届けするのはアントニオ・カルロス・ジョビンの名曲から、今年初めにリクエストをいただきました
How Insensitive
なんて鈍感に、なんと無神経に、心からの愛を告白してくれた人を傷つけてしまったのだろう
と、後悔に苛まれている、少し変わった視点の失恋ソングです。
ポルトガル語の歌詞はジョビンと数々のヒット曲を生み出したヴィニシウス・ヂ・モライス作。
英語の歌詞はやはりジョビンの歌の英語詞を多く作ったノーマン・ギンベル。
大意は同じながら少しニュアンスの違う歌詞をぜひご覧ください。
長くなりますが、両言語とも2コーラス分の訳を載せておきます。
今回の録音では、英語の1コーラス目とポルトガル語の2コーラス目の歌詞の組み合わせで歌ってみました。
英語の2コーラス目、ポルトガル語の1コーラス目は歌っておりませんが、参考まで。
How Insensitive
(英語歌詞和訳)
なんて無神経に
私は見えたことだろう
彼が愛していると言ってくれた時に
なんと情けのない冷酷な人に
私は見えたことだろう
彼は心を込めて伝えてくれたのに
なぜ、と彼は思ったに違いない
ただ振り向いて凍るような沈黙で見返すのかと
何と言えばよかったのか
何が言えるだろう
ひとつの恋が終わる時に
彼は去ってしまった
そして私は一人
彼の最後の表情の思い出とともに
ぼんやりと引きつった悲しげな様子が
今でも見えるよう
心の痛みをすべて映した最後の表情
どうして、と彼は思ったに違いない
ただ振り向いて凍るような沈黙で見返せるのかと
どうすればよかったのか
何ができるだろう
ひとつの恋が終わる時に
Insensatez
(ポルトガル語歌詞和訳)
愚かなことをした
まるで関心も払わず
愛を傷つけ 泣かせてしまった
とても繊細な愛を
ああ、なぜこのように臆病で
このように残酷なのか
ああ、一度も愛したことのない私の心よ
おまえは愛される価値もないのだ
行け 私の心よ 理由を聞きなさい
誠意のみを持って
理由を告げなさい
風を蒔く者は嵐を刈らねばならない ※
行け 私の心よ 赦しを請いなさい
熱意を込めた赦しを
行きなさい なぜなら赦しを請わぬ者が
赦されることはないのだから
※ 風を蒔く者は~=身から出た錆 因果応報
(訳・Satocolat)
リクエストありがとうございました!
◇◇◇
引き続き、ショコラヂヲで取り上げてほしい曲のリクエストを承ります!
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