2024.8.21収録
月齢16の月は「いざよい」と呼びます。
「いざよい」は
「ためらう、躊躇する」意味の古い動詞「いざよう」から派生した言葉で、今風には
「ためらい」
みたいな感じでしょうか。
真っ暗な夜を心細く感じる気持ち
そんな夜を照らす月灯りは
心の拠り所として
今の私達以上にホッとする存在
だったのかもしれません。
明るい月灯りを
今か今かと待つ気持ちが
伝わって来るように
満月前後には
毎日違う呼び名がついています。
月齢13は、十三夜
月齢14は、小望月
月齢15が、満月、十五夜
そして、月齢16が十六夜。
月齢17は、立待月
月齢18は、居待月
月齢19は、寝待月
月齢20は、更待月
月齢21は、下弦の月
ここからは有明の月、として
新月まで呼ばれます。
有明の月は、三日月と同じような形ですが
三日月とは向きが逆です。
そして、昼間の空に見えることがあります。
西洋では魔女の鎌、などと
ちょっぴりネガティブな呼び名も
ついているようですが
昼間の月も、私は好きです。
ぼんやりしたどこか優しい感じがして
青空に月を見つけると、幸せな気持ちになります。
しあわせは、誰かにしてもらうのではなく
身の回りのしあわせを自分で見つけて
自分の宝箱に集めていくのだと
思います。
それが、しあわせな状態なんだと思います。
だから「しあわせになりたい」と願っている人は
まず自分の身の回りのしあわせから
見つけてみましょう♪
今も十分しあわせです✨
#十六夜(いざよい)
#しあわせ