【第48回】海外企業とのコミュニケーションの仕方(英語コレポン編)
サンキャリア代表の田村です。
このエピソードでは、海外マーケットでの事業展開を目指す中小企業のために、海外企業とのコミュニケーションの重要性についてお話ししています。
特に、突然届く海外からのメールの中には、将来的に大きなビジネスチャンスとなる可能性があるものも含まれています。
メールの内容を見極め、有望な案件かどうかを判断する方法や、適切な対応の仕方について具体的なポイントを解説します。
ビジネスの拡大を目指す企業の皆様に役立つ情報を提供していきます。
迷惑メールと決めつける前に。「読む」習慣がチャンスを呼び込む
国内中心で事業をしている企業にとって、突然届く英語メールは不安の種です。確かに、詐欺や不要な売り込みも多く、無視したくなる気持ちも理解できます。しかし、その中に将来のパートナーや取引先となる“原石”が眠っているかもしれません。100%理解できなくても、まずは「スキャンする気持ち」で目を通すことが、海外ビジネスへの第一歩となります。
まずは宛名を確認。汎用的な書き出しは「一斉営業」のサイン
海外からのメールの信頼性を見極める第一のポイントは「宛名の有無」。本当に自社に興味がある企業であれば、「会社名」や「担当者名」が記載されているのが基本です。「Dear sir」や「To whom it may concern」など、相手を特定しないテンプレート的な文面は、無差別な一斉送信の可能性が高いため、慎重な対応が必要です。
「なぜ貴社に?」が明確なら、有望な引き合いの可能性あり
メールの中に「貴社を知ったきっかけ」や「なぜメールを送ったのか」という動機が具体的に書かれているかも、重要な判断基準です。展示会やメディアなどの具体的接点が記載されていれば、相手の関心度も高く、本気度が伺えます。一方で、メールの動機が曖昧な場合には、質問を絞って返信し、相手の本音を引き出す工夫も有効です。
チャネル管理が未来を拓く。社内体制の整備がカギ
海外企業からのメールが「本当に接点のある企業かどうか」を確認するには、社内でのチャネル管理が欠かせません。誰がどの展示会で名刺交換したか、いつどんなメディアに掲載したかなど、社内での記録を徹底しましょう。この情報があれば、メールの信頼性を客観的に判断することができ、有望な引合を見逃すリスクを減らせます。
海外ビジネスへの扉は、意外にもあなたの受信トレイから始まるかもしれません。メール一通の対応が、未来の大きな取引につながる可能性もあります。ぜひ日々の業務に活かしてみてください。
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パーソナリティー:田村陽太
東京外国語大学外国語学部卒業。産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。番組プロデュース、ポッドキャストデザイン等のPRブランディング事業も手掛ける。株式会社サンキャリア代表。
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