tomosu チボ太の親子の会話:教育ってどういうこと?(10分)
https://stand.fm/episodes/edit/672ea95498870363ee6ab83a
2024.11.9 トコチャンスタジオ(My Car Studio)にて収録
チボ太さんのラジオ・リスナーさんデビュー は 2023.7.22
・TOKYO854「なりっちの越えるまなくらタイム」(聴く): https://open.spotify.com/episode/1qw4YXsQS5uztabwrwN1rE
・スクリプトデザイン(読む): https://genkaikyoukaiekkyo.blogspot.com/2024/03/podcasttokyo854-202023722.html
今日 ご紹介したtomosuさんとチボ太さんの会話
・そういえば今朝、息子と「教育」にまつわる面白い会話をしたんです♪/私が朝食の準備をしているところに息子が、「『教育』って英語でなんていうか知ってる?」
と突然聞いてきたので、educationだよ、と答えたところから、「教育ってそもそもどういう意味だろうね」という会話になり、息子が「字の通り、"教えて育てる”じゃないの?」「"教わって育つ”でもあり?」などとあれこれ話していました。
・息子が、「学校で熟語の成り立ちって習ったんだけどさ、熟語の構成にはいくつか種類があるわけ。教育ってどれに当てはまるんだ?教えると育つは同義語?」と言ってきたことから熟語の構成を検索、その流れからコトバンクに出ていた、ニッポニカの説明に行きつきました。
https://kotobank.jp/word/%E6%95%99%E8%82%B2-52367#goog_rewarded
・日本で「教育」という言葉が使われ始めた歴史、エリート階層の子弟に学問を教えることだけではなく、一般庶民を含めて、子供の養育や成長・発達にかかわるさまざまなことがらを、「教育」ということばで論じていくというようなことは、江戸時代では「おしえる」「そだてる」「やしなう」「しつける」「おそわる」「ならう」などの和語によって語られていた…というエピソード、
・息子がした「教育」という熟語の成り立ちについての話から、思いがけない学びがありました(笑)
・息子から思いがけず『教育』というワードが出てきたこと、また、意味を考える上で熟語の構成に着眼した発言があったことで、言葉の歴史にまで話が発展したことは、まさに逆啐啄同時*の瞬間だったかもしれません。
*:逆啐啄同時:拙著(2023)『物語「教育」誤訳のままで大丈夫!?-Education のリハビリ、あなたと試みる!-』KS21みらい新書 p.106をご参照ください。
*写真は 拙著(2023:106)のイラストです。
https://www.keystage21.co.jp/2023/06/29/%e3%80%90%e6%96%b0%e5%88%8a%e6%a1%88%e5%86%85%e3%80%91%e7%89%a9%e8%aa%9e%e3%80%8c%e6%95%99%e8%82%b2%e3%80%8d%e8%aa%a4%e8%a8%b3%e3%81%ae%e3%81%be%e3%81%be%e3%81%a7%e5%a4%a7%e4%b8%88%e5%a4%ab%ef%bc%81/