【おとぎ話の日】 -サンパウロの日々
今日は何の日シリーズ
「おとぎ話の日」です。
物語の世界は
私の専門分野でもあって
大いに関心があります。
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おとぎ話、昔ばなし、
語り継がれてきた童話からは
たくさん学べることがありますね。
ブラジルには、アマゾンの妖怪たちなど
人間が森に生きるための知恵も含めた
たくさんの物語があります。
いつか、そんな
ブラジルの妖怪話もしてみたいです。
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世界昔話では、まず思い出すのが
幼いころにきいた「イソップ物語」。
今日は、たぶん
誰でも一度は聞いたことのある
「アリとキリギリス」について
話してみようと思います。
ブラジルの解釈は、日本と真逆。
ブラジルの民族性をよく表していて
なるほど、と感心します。
*
何年か前にこのラジオで
お伝えしたことがあるのですが
国によって、物語の解釈って
180度違うことがあるようです。
幼いころから私はこの寓話を
日本では、キリギリスは
遊んでばかりだからダメで、
アリさんみたいに
力を合わせて助け合う働き者が
最後には勝ちました、的な
「宿題をちゃんとやるのがいい子」
って教訓だとおもっていましたが
世界には、その逆で、
美しい音楽などの自己表現で
人を楽しませて
自分の命を顧みない
キリギリスさんの生き方を
評価する文化もあるようです。
ブラジル人は、まさに、そう。
自分が本当にやりたいことを
周りの仲間とともに楽しんで
悔いのない人生を終えていくのが
ブラジル人にとっての理想みたいです。
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今年も、毎週この時間は
Guest: ジャーナリスト・永田 翼(ながたたすく)
との二人三脚でお届けしていく予定です。
いつも応援してくださる皆さま、
ありがとうございます♡
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