1980年代、マレーシアのマハティール元首相によって提唱された「ルックイースト政策」は、日本や韓国の勤勉性・倫理観・教育システムを学び、マレーシアの発展に生かそうとする国家的方針が掲げられました。
高齢社会へのまなざし ― 老いもまた神の祝福の一部
イスラムにおいて、高齢者は知恵と祝福の象徴です。
クルアーンの中でも、「老い」は恐れるものではなく、家族が敬い、社会が支えるべき恩寵として描かれています。
単なる経済成長モデルではなく、「人づくり」「高齢社会の対応」「医療福祉制度」にも関心が高まり、日本の社会モデルの導入がスタート。4月21日、調印式を行いました。
これから、介護、認知症からはじまるものがたりへ引き継がれます。マレーシアと日本が、太陽の昇る方角で出会い、老いても諦めない社会を共に描くこと――それが、今のルック・イーストの使命です。
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