「症状の見える化」で支援の第一歩を
認知症について学ぶ際、まず理解しておきたいのが「中核症状」と「行動・心理症状(BPSD)」という2つの分類です。これは、介護現場での対応を考えるうえで非常に役立ちます。
中核症状とは、記憶障害・見当識障害・理解力や判断力の低下など、脳の器質障害によって直接あらわれる基本的な症状です。
一方、BPSDは不安・興奮・幻覚・徘徊・暴言など、本人の性格や環境との相互作用で現れる行動や心理的な反応を指します。
この2つを区別して理解することで、介護の視点がより明確になり、「なぜこの行動が起こるのか?」という本質に近づくことができます。尊厳ある介護の実践は、まず正しく知ることから始まります。
中国認知症実践講座のご案内
中日高齢者認知症ケア技術 高度研修コース
研修スケジュール
* 受付日時:2025年7月11日
* 場所:浙江中医薬大学 濱文校区 図書館報告ホール
* 研修日時:2025年7月12日〜13日
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