前回の放送では、人道的な状況が酷すぎて支援は必要だが、「人道支援」だけでは占領に加担してしまう側面もある、とお話しました。
だからこそ「政治的」になることが求められる、その一歩を踏み出す人を増やしたい、というのがさらにこのpodcastを始めた動機でした。
あまりにも破壊が大きすぎて「意味があるのか?」と思う気持ちも分かります。
今回は、これまでなされてきた、中村が関わってきた政治的な活動を種類別に紹介しながら、それぞれの意味や効果についてもお話します。
自治体レベル・選挙区レベルでは一人一人の意見は小さいものではなく、消費者としての一人一人の選択もバカにできない影響があります。
何より、多くの方のお仕事にも、政治的な情勢は必ず関わりがあるはずです。
突然知らない団体に参加するのは難しくても、一人でこっそりインターネットでできることから、あるいは、身近にいる「この人なら」という方とお話するところから、生活や職場での判断にこうした観点を取り入れて「政治的」な一歩を踏み出してみませんか?
▲政治的なもの・活動
・デモ、スタンディング
意味あるのか?→「語られ方」への疑問を投げかける、「デモへの妨害」から見える風景
▲署名
・2023年10月には「北部からの追放」に反対するアムネスティの署名があった……
・年金の運用資金のイスラエルへの投資に反対―ESG投資という基準との矛盾
https://www.change.org/Divest_Nenkin
・愛知県のイスラエルスタートアップの連携に反対する署名も
https://chng.it/P2TBWMXvc6
→イスラエルの「スタートアップ国家」イメージと「文明と野蛮」の観点から重要だと思う。
▲BDS運動
・ボイコット、ダイヴェスト、サンクション
・BDSに対しても色んな意見はある……とはいえ!さすがに!
・文化・学術ボイコット(PACBI):
中村は強く賛成。産・官・学が一体となったイスラエル社会、文学・学術ウォッシュ…だけでなく、そもそも文化「が」問題。
▲ご意見送付
・政府や外務省への「ご意見送付」
・政治家へ直接意見を送る、集会に出る=関連する領域に特化した議員、自分の選挙区の議員
・ロビイングについて、法律家からの知見
▲実は、このラジオを始めたのも「政治的運動」
人道支援にとどまらない、政治的に一歩踏み出すためのラジオにしたい。
・この社会で広まりやすいやり方の一つ?
・「世論」に少しでも動きを…
・「ジェンダー」が当たり前の観点になったように、「脱植民地化」を頭において欲しい
・一回、ご意見送付してみませんか?
https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html
https://www.contact.mofa.go.jp/form/pub/mofaj/feedback
・政治運動としてNGOへの寄付も。次回は、「アクセプト・インターナショナル」を紹介
:21世紀の「テロとの戦い」の語り自体を覆す・抗うような活動
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【番組について】
「女子校の後輩と話し始める脱植民地化」は、研究者・中村融子と、その女子校の後輩であるいなだ易が、日本語圏で暮らす多くの人が敬遠しがちな政治イシューについて、確かな情報と多様な視点を元に配信しながら、政治参与の方法を考える番組です。
【番組公式Instagram】
https://www.instagram.com/gs_decolonize_2025
【プロフィール】
中村融子:アフリカ現代美術を起点に、美術の脱植民地化について研究する。現在は「陶芸」に軸を置き、美術と工芸の境界線と、文明・野蛮の概念、ジェンダーなどの交差について考えている。ベナンのアートシーン、フランスの陶産地、日本の陶産地がフィールド。博士(地域研究)。美術手帖『ブラックアート』特集共同監修など。
その他経歴はこちら: https://researchmap.jp/ottk128
Instagramアカウント: https://www.instagram.com/ottk128
いなだ易:中村の女子校の後輩。法律関係の職の傍ら、ジェンダーの観点から様々な媒体に寄稿する文筆家。同人サークル・てぱとら委員会として同人誌『いちいち言わないだけだよ。』『私たちの中学お受験フェミニズム』『推しカプ遍歴インタビュー』などを発行、いなだ易として『アイドルについて葛藤しながら考えてみた』(青弓社)『ユリイカ』 特集=ヤマシタトモコ、特集=ゆっきゅん(青土社)などに寄稿。
Twitter(X)アカウント: https://x.com/penpenbros
かずね:中村の大学の後輩。オーボエを吹く。
【カバーアート】
大津萌乃さん
Instagramアカウント: https://www.instagram.com/ootsumoeno
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