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第4-3回 政治的参与としての寄付③Stand with Syria Japan

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第4シリーズでは、政治的な新しい一歩を踏み出す選択肢として、政治的・社会的活動を行っているNPOやNGOへの寄付を提案してきました。第3回では、前回ご紹介した団体の中で、スタンドウィズシリアジャパン (Stand with Syria Japan) さんにフォーカスします。放送の中でも話している通り、中村・いなだの二人ともシリアの状況について、勉強もコミットメントも不十分で遅れている状態にあります。中村が自分自身の在り方への反省からこの団体への寄付行動を開始したという個人的な語りを起点に、いなださんとまさに「話し始め」る回です。 ▲スタンドウィズシリアジャパン (Stand with Syria Japan) (Insta @ssj__official) ・「シリア危機を生きる人びとの目線に立ち、彼らの存在に光を当てる」ことをミッションにするNPO法人 ・現地でのネットワークと現地スタッフを持ち、ニーズを把握し迅速に実施 ・民主化運動を抑制するアサド政権が2024年12月に崩壊、まさに「移行期」にあり、移行期正義や国づくりが進むシリア ・ウェブサイトに掲載されている「ミッション」を全文読み上げると感じるもの… ・創業者の方、山田一竹さんがシリアに移住。東京大学大学院総合文化研究科でジェノサイド研究。 →ところで法学部で「ガチる」(第3-2回参照)ルートからこういったことが捨象されてしまう。 →知の構造の問題も感じる。 ・ほかにもスタッフには、博物館研究員だった考古学がご専門の方も。 ▲中村の寄付のきっかけ ・HIMAWARIという「革製品の作業工房を現地で立ち上げて持続可能なビジネスを作る」プロジェクトへのクラファン→「工芸」の脱植民地化を研究テーマにする人間として「代わりにやって下さっている」 ・革職人の高い技術を活かせない、失職や支援依存の状態 ・ものづくりと尊厳、コミュニティの回復→いなださん「日本でも能登の震災の際に…」 ▲シリア危機について見逃してきたことへの内省 ・すべての問題にコミットできるわけではないが、その上で。「国際人道法」の無意味化を後押しした部分があるんじゃないか ・「国際社会の諦めモード」:SSJのウェブサイトにも度々この言葉が登場する ・いなださん:近年の国際情勢の変化、日本が「平和」を享受して目をつぶってきたものに向き合わざるを得ない時期 ・パレスチナ問題への関わり方でも言及した「抵抗への連帯」とわたしたちのポジショナリティの問題 →レバノン南部のイスラエルへの侵攻や空爆(アリ・シェリというアーティストの事例)への強い批判は絶対に必要。一方で「抵抗の枢軸」と呼ばれる武装組織とアサド政権の抑圧・虐殺との関係も。 →シリアの民主化にわずかでもコミットしなければ、との動機に ▲新しいシリア ・昨年アサド政権が崩壊、現在シャルア政権下で新しい国づくりが始まっている ・支援活動だけでなく、政策提言活動もされている→シリアの移行期正義や民主的な政治への後押し ▲2025年年末までのクラウドファンディング ・強制収容所サバイバー・強制失踪者の家族を対象とした経済的支援 ・クラファンページにも克明に記される苛烈な強制失踪や拷問の実態。「生き延びることから、生きることへ」 ・いなださん:日本の法学家がベトナム、カンボジア等の法整備をサポートした事例も ・ここでもあくまでシリアの人こそが担い手になる、それに伴奏しサポートするという活動。 ・今、創業者が現地に拠点を移したSSJの活動を追うことは、自らの中東情勢・国際情勢への学びになり、リテラシーを高めることにも 【番組公式Instagram】 https://www.instagram.com/gs_decolonize_2025 【プロフィール】 中村融子:アフリカ現代美術を起点に、美術の脱植民地化について研究する。現在は「陶芸」に軸を置き、美術と工芸の境界線と、文明・野蛮の概念、ジェンダーなどの交差について考えている。ベナンのアートシーン、フランスの陶産地、日本の陶産地がフィールド。博士(地域研究)。美術手帖『ブラックアート』特集共同監修など。 その他経歴はこちら: https://researchmap.jp/ottk128 Instagramアカウント: https://www.instagram.com/ottk128 いなだ易:中村の女子校の後輩。法律関係の職の傍ら、ジェンダーの観点から様々な媒体に寄稿する文筆家。同人サークル・てぱとら委員会として同人誌『いちいち言わないだけだよ。』『私たちの中学お受験フェミニズム』『推しカプ遍歴インタビュー』などを発行、いなだ易として『アイドルについて葛藤しながら考えてみた』(青弓社)『ユリイカ』 特集=ヤマシタトモコ、特集=ゆっきゅん(青土社)などに寄稿。 Twitter(X)アカウント: https://x.com/penpenbros かずね:中村の大学の後輩。オーボエを吹く。 【カバーアート】 大津萌乃さん Instagramアカウント: https://www.instagram.com/ootsumoeno #話し始める脱植民地化 #脱植民地化 #先輩後輩
2025年12月28日
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