ジャパンブルーとして世界を魅了した藍色を、
染料でなく食用として新商品を開発販売するプロジェクトが始動した。
キーワードは「水溶性」。
本来、水に溶けない藍の成分(インジゴ)を特許技術で水溶性に換えることで
均一で透明感のある青色を表現できた。
鳴門屋ではこの技術を応用し、「藍=甘い」という新たなブランディングを行い
「藍花茶」や「スライスあんこ」のほか、現行の鳴門屋チップス「藍味」を
開発、発売する。
徳島大学との共同研究も始まった。
植物工場でLEDを使った効率的な藍の生産方法と量産化、製品化までつなげることで
新たなアグリビジネスのモデルケースを徳島から、全国に発信する。
農業エキスパートで総合商社の社長、川端秀一がわれわれの食生活を支える農業や流通問題に、独自の視点で切り込み解決策やアイデアも示す。