様々な経験を通じて「食べること」の大切さと生きる力を育むのが「食育」。
農園に消費者を招いた収穫体験など生産者主導のイメージが浮かぶ。
しかしおっちゃんは、「商社や量販店こそ、食育活動に力を発揮する」と話す。
強みは、「ブランディング」と「セールス」。
商社は生産者や作物の情報を新たな価値として伝え、広める
ブランディングされた作物は量販店が販売につなげ、利益を生み出す。
生産者と商社、量販店の3者が食育という情報を共有化することで
ビジネスとしての循環が生まれ、持続可能な活動が可能となる。
おっちゃんが実践してきた「アグリビジネス」は食育を支えるチカラ、
新たな価値と可能性を拓く。
農業エキスパートで総合商社の社長、川端秀一がわれわれの食生活を支える農業や流通問題に、独自の視点で切り込み解決策やアイデアも示す。