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アメリカの心理士事情

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アメリカの心理士の特徴 1.学派におけるオリエンテーション ①精神分析系(サイコダイナミック) ②行動療法系 ③認知行動療法系 ④折衷派系 ⑤ヒューマニスティック系 に大きく分けて5つ。 ・通常、現場の専門家は、折衷派(エクレクティク)と答えることが多いが、この傾向は段々減っていき、病院では、認知行動モデルを使った介入が増えている。 ・精神分析は金銭面で支払いの出来る患者が少なく、さらに介入期間が長期に及ぶことなどの理由から減少傾向にある。国民皆保険の日本とは保険制度が違うので、長期間、 自払いの治療は歓迎されないようである。 2.精神療法の2本柱はどう成立したのか ①精神分析 ②認知行動療法 「フロイトの前から行動療法があった」という人もいるが、「精神分析から派生して、アーロン・ベック博士が認知療法を考案し、そして認知療法は現在の認知行動療法の全身でベックの認知療法、エリスの論理情動療法と新しい行動療法が融合し、現在の認知行動療法が生まれた」という見方が主流。 3.二つの認知行動療法 ①認知系の認知行動療法(CBT)は「Cognitive Behavior Therapy」 ※ベック研究所からの「のれん分け」である、国立精神・神経医療研究センター内の認知行動療法センターは、ベックの英語表記に従う ②行動療法的なCBTは「Cognitive “Behavioral” Therapy」で行動的な介入を重視する傾向がある。 ターゲットは「信念」で、主な内容は認知再構成や行動への介入の行動活性化など。認知療法における行動への介入は、結果的に、認知を変容するためと考える。一方で、 行動療法のターゲットは客観的で測定可能な「行動」である。目標は望ましくない行動の「弱化」や望ましい行動の「強化」といった行動制御の訓練を行う。 【参考】 堀越(2024)米国における心理士の実際, 武蔵野大学認知行動療法研究所 【ベストコメント】 クが抜けてます、ヒロさん よかた ひゅう! #アメリカ #サイエンティスト・プラクティショナー #公認心理師 #臨床心理士 #精神分析 #認知行動療法 #認知療法 #行動分析 #来談者中心療法 #カウンセリング #カウンセラー #保険
4日前
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