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エピジェネティックスとは何か

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1.エピジェネティクスとは ・Epi…over/above genetics(遺伝学) → 後成的遺伝学 ・一塩基多型やコピー数多型などのようなDNA配列の変化ではなく、メチル化やヒストン蛋白の科学修飾によって遺伝子発現が変化する現象 ・メチル化・ヒストン蛋白の科学修飾は単独で働くこともあれば、相互に影響しあうこともある。 ・ヒストン蛋白の化学修飾の方がメチル化よりもダイナミックに変動すると考えられている。 ・最近はノンコーディングRNAによる制御も加わることが増えている。 ・一つの受精卵から組織細胞分化をする働きや、一卵性双生児の差異にも機序が働いていると考えられる。 ・がんや先天的疾患などが関わることが確認されており、二型糖尿病やうつも影響している可能性が示唆されている 2.ADHDの遺伝的要因の可能性 2015~2016の3つの大規模疫学研究によると、発症は幼少期と成人期に分かれるのではないか → 遺伝的に異質なのではないか ↓ ・幼少期の発症はジェネティクス(遺伝学)の関与が大きい ・成人期の発症はエピジェネティックスの関与が大きい 3.逆境体験によるエピジェネティック変化 ・人生早期のトラウマ体験がエピジェネティック変化のトリガーになる可能性 ・被虐待児のストレス耐性低下や、神経発達症の発生機序にも関与している可能性 ・食物摂取量の不足もエピジェネティック変化を引き起こすことが報告されている。 例)1944年のオランダ飢餓を経験した人たちは数十年たった後もIGF遺伝子のメチル化が少なかった。 4.DOHaD(Developmental origins of health and disease) ・胎芽期・胎生期から出生後の発達期における種種の環境要因が成長後の健康や種種の疾病発症リスクに影響を及ぼす ・生活習慣病のような非感染性の慢性疾患(non-communicable diseases;NCDs)の発生機序として重要な概念と言われている 例)統合失調症・双極性障害は二型糖尿病は脂質異常症などとの合併率が高く共通した胎生期および出生後に短時間に起こったエピジェネティク変化に由来すると考えられる 【参考】 今村・金替・山本・船本・田山・山口・黒滝・小澤(2018)注意欠如・多動症発症のエピジェネティクス仮説‐成人期発症と児童期発症との違いの解明に向けて‐精神経誌120巻11号 【マスターのおごり一杯】 ネコタ さんの「古い家計は、個性を活かすのではなく、継承するのがメインなので、ヒトといういれものであるということがまず前提なんです、きっと」に「赤ワイン 渋みとコク、果実味が豊かで重厚感」 #遺伝子 #エピジェネティックス #環境 #育ち #ADHD #発達障害 #発達障がい #発達凹凸
3時間前
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