🟣なぎさとなりっちとのフシギな関係🤭、はじめて明かします💓(26:32)2025.12.12
https://stand.fm/episodes/693badba4110ed37ae21f116
🔵summary
この長い語りは、「なりっち」ことなりたきいちろうが自身の創作活動と分身的存在「なぎさ(凪沙/nagisa)」との関係を明かしながら、書くことと生きることの軌跡を振り返る独白である。話の冒頭で氏は「なぎさ」という人物を紹介するが、それが実在の中高生ではなく、自身が変身して生み出した文学的 Alter Ego(もう一人の自分)であることを次第に明かしていく。なぎさは学校に行かない・行けない・行きたくないわけじゃない中高生の心を映す存在として構想されたが、実際にはなりたきいちろうが若い世代の心理や世界観を理解し、物語世界を広げるために創造したペンネーム上の人格である。
背景には、なりた きいちろうの「書く人生」の原点が語られる。高校時代、非常勤講師のAbe先生に小説を書くよう勧められ、初めて SF風のショートショートを書いた経験が大きな励みとなった。
▶︎「α・β・γの中の男が考えること」(高校1年時の作品)
https://note.com/narisen2017/n/n2b1ffe2a5b46
また、ロシア文学者・中村白葉の講演で「日記を書くこと」の大切さを学び、自由に書きたいときに書き、書き続ける日記を高校1年から続け、23冊に及んだという。書くことは義務ではなく、自己の思考や記憶を記録する営みとなった。
大学院時代には家庭教師として出会った少年が、後に著名な文学評論家となり、その人物がなりた きいちろうの「小説の師匠」となる。師匠との再会を経て本格的に小説執筆を始め、心理描写や情景描写の技法を学びながら創作に取り組む。しかし、自身の文体が「叙事と叙情が入り混じる」もので、小説としては独自過ぎると悟り、小説から詩的創作へと転身する道を選ぶ。その過程で生まれたのが「なぎさ」という筆名であり、note上での創作活動「なぎさのnote」である。
▶︎2024年3月26日〜現在、 https://note.com/takeo_nagisa
なりた きいちろうは「現在史」という概念にも言及する。日常の学びや暮らし、出会いを「今つくられつつある歴史」として詩的に描き残す試みであり、これは彼の教育者・詩人としての一貫した実践の延長線上にある。最終的になりたきいちろうは、「なぎさ」は自身の変身した姿=創作者としてのもう一つの顔であり、ペンネームであったと打ち明ける。なりた きいちろうにとって「なぎさ」とは、書くことで若い世代と心を交わし続ける場であり、「現在史」を紡ぐための文学的存在でもあった。
以上のように、この語りは、自己変身、Education/教育、創作、記録、そして他者との関係をめぐる生命的な省察の記録であり、「なりっち=なぎさ」(なりたきいちろう)という一人の人間の内なる往還を描いている。【perplexity】+なりっち
*画像は、なぎさ(凪沙/nagisa)のnoteデビューの日の写真です。