な行の詩ーハナミズキ
春の道にならぶ
ハナミズキの端正な花を見上げながら
ひたひた
歩いていく
この先どんなつらいことがあっても
こんなふうに
まっすぐな瞳で
空を映していたい
純白に
淡いピンクに
薄い衣(きぬ)を吹き抜ける
あたたかい空気に
揺らぎながら
わたしのいまを
受けとめる
とどまること
終わること
そしてまた始めること
できれば
この柔らかい風に乗りたい
手のひらいっぱいに
やむにやまれぬ願い
抱きかかえて
なー
のー
ぬー
ねー
にー
子どもの頃
哀しかった想いを夢に換えて
ハナミズキのイマージュ
胸に
からりと晴れた声
雨に湿った声を
お腹の土に
咲かせながら
純白に
少しずつピンクに
なー
のー
ぬー
ねー
にー
鼻に抜けていく
ひたむきに
天へ向かって
色づいていく
⭐️音楽…夕べの星(甘茶の音楽工房)
⭐️うしがらさんの朗読
https://stand.fm/episodes/69d71a9a385f800d27c12592
#ハナミズキ.ある🌼 #な行