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「ちゃんと育てよう」とするほどしんどくなる話

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「ちゃんと育てよう」とするほど、子育てがしんどくなる。 そんなお話をしました。 助産師として関わる中で、子育てを頑張っているお母さんほど、 どんどん苦しくなってしまっている場面を見ることがあります。 本当は「大切に育てたい」「いいお母さんでいたい」 そう思っているからこそ、頑張っているはずなのに、 なぜか余裕がなくなってしまう。 その理由のひとつに、 子育てを「成果を出すもの」として捉えてしまうことがあります。 私はよく「子育ては20年プロジェクトのようなもの」とお伝えしていますが、 これは「長期戦だから、そんなに最初から頑張りすぎなくていいよ」という意味です。 でもこれを、「成果を出すプロジェクト」として受け取ってしまうと、 少し意味が変わってしまいます。 ・ちゃんと寝てほしい ・ちゃんと泣き止んでほしい ・ちゃんと育ってほしい そんなふうに、赤ちゃんに対して結果や変化を求めてしまうと、 思い通りにいかないことばかりで、どんどん苦しくなってしまうんですね。 なぜなら、赤ちゃんは生き物であり、他人だからです。 言葉も通じない、経験もない、 ただその瞬間を全力で生きている存在です。 だからこそ、 「抱っこしても泣き止まないのはなぜですか?」 「夜寝てくれるようにするにはどうしたらいいですか?」 と聞かれることも多いのですが、 正直なところ、私たち助産師にも分からないことはたくさんあります。 これまでの経験から「こうしたらいいかもしれない」という引き出しはありますが、 それが必ず当たるわけではありません。 何をしても泣き止まないこともあるし、 夜寝ないのも、ある意味当たり前のことです。 むしろ「寝てくれたらラッキー」くらいの方が、気が楽になります。 子育てを「赤ちゃんをこうするためのプロジェクト」にしてしまうと、 どうしてもコントロールしようとしてしまう。 でも実際には、相手はコントロールできる存在ではありません。 だからこそ大切なのは、 「自分たちはどういうスタンスで関わっていくか」 という視点です。 結果を求めるのではなく、 どう向き合っていくかを大切にする。 それだけで、少し楽になることもあります。 そしてもう一つ大事なことは、 子育ては余裕がなくて当たり前だということ。 ストレスがかかると、私たちの判断力は大きく下がると言われています。 つまり、いつも通り冷静に考えることが難しくなる。 そんな中で、さらに「ちゃんとやらなきゃ」と自分を追い込んでしまうと、 ますます苦しくなってしまいます。 だからこそ、 「なるようにしかならない」 くらいの余白を持っていてもいいのかなと思います。 すでに十分頑張っているからこそ、 これ以上自分を追い詰めなくて大丈夫です。 一人で抱えず、周りに頼ることも大切にしてくださいね。 もし今日のお話で、 少しでも見方が変わったなら おめでとうございます。
4月25日
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