通知表の「5」は昔と同じ意味ではない?教育現場の変化を読む
「昔の学校」と「今の学校」は、実はまったく別物かもしれません。
かつては、先生が成績を見て進路を強く指導する時代がありました。しかし今は、成績は他人との比較ではなく、観点ごとの達成度でつけられる絶対評価の時代です。
ところが、高校入試は今も1点差で合否が決まる相対評価の世界。このズレを知らないまま、昔の感覚で子どもの成績や進路を見てしまうと、大切な判断を見誤るかもしれません。
少子化が進み、学校も塾も変わっていくこれからの時代。親は、子どもの何を見て、どう支えていけばよいのか。40年以上教育に関わってきた宮崎先生と一緒に考えます。
【タイムLINE】
00:00 オープニング
2025年の出生数が過去最少となり、公立校の統廃合も進んでいるというニュースからスタート。
01:00 少子化は都市部にも広がっていく
地方ではすでに少子化が進んでいる一方で、今後は東京・神奈川など都市部にも影響が広がっていくという見通し。
02:10 中央林間という地域の特徴
宮崎先生の教室がある中央林間は、都心へのアクセスがよく、マンション建設や子育て世代の流入によって、子どもの数がむしろ増えている地域であることを紹介。
03:30 40年以上、教育現場を見てきた宮崎先生
塾経営だけでなく、中学校・高校での教員経験も含め、長年教育に関わってきた立場から、昔と今の違いを語る。
04:40 少子化以上に大きい「保護者の意識の変化」
子どもの数の減少以上に、保護者が思い描く学校像・先生像と、今の学校現場とのズレが大きいという指摘。
06:00 昔の進路指導は学校主導だった
かつては市内の中学生の成績を集め、成績順に並べたうえで志望校変更を促すような、強い進路指導が行われていたという話。
08:00 今の学校では同じ進路指導はできない
個人情報や教育観の変化により、複数校の成績を集めて比較するような進路指導は難しくなっている。
09:20 相対評価から絶対評価へ
昔の成績は他の生徒との比較による相対評価だったが、現在は観点別の達成度をもとにした絶対評価が中心になっている。
10:40 通知表の数字の意味が変わった
「5・4・3」は順位ではなく、知識・理解、思考・判断・表現などの観点に対する達成度からつけられるものだと説明。
12:20 定期テストは点数だけを見てはいけない
100点満点中何点かだけでなく、どの観点がA・B・Cだったのかを見ることが大切だという話。
14:00 「なんでこの点数なの?」という叱り方は意味がない
点数そのものを責めるのではなく、どの力が足りなかったのかを見て、次の学習につなげることが必要。
15:20 学校成績と入試のギャップ
学校の成績は絶対評価だが、高校入試は1点差で合否が決まる相対評価の側面が強い。そのため、学校成績と入試得点力にはズレが生じる。
17:00 親は何を基準に進路を選べばよいのか
偏差値や成績だけではなく、家庭として何を大切にするのか、子どもが高校でどんな力を伸ばしたいのかを考える必要がある。
18:20 多様化する県立高校
単位制、総合学科、専門的な授業を選べる学校、進学重点校など、高校の選択肢が多様化していることを紹介。
19:30 塾業界にも迫る変化
少子化の影響はこれから本格化する可能性があり、従来の「点数アップ」や「競争」を前提とした塾のあり方も変わっていく。
20:40 「塾」ではなく「教室」として続けてきた意味
宮崎先生は、自身の場を「宮崎塾」ではなく「宮崎教室」として運営してきたことで、時代に合わせて柔軟に変化できたと語る。
21:40 次回予告
次回は、学校現場や進路指導の変化について、さらに深く掘り下げていく予定。
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