〜体に意識を向けるところから、すべてが始まる〜
コンパッション・トレーニング「GRACE」を、二日間に渡り学んできた。
来日してくださったジョアン老師。
その在り方に触れて、自然と涙がこぼれてきた。
深いところに響いてくるかけがえのない時間を過ごした。
GRACEとは(僕の感覚で言葉にすると)
医療従事者を主な対象とした「コンパッション」
苦しみと共にいるためのコミュニケーションであり、在り方。
自分の中で響いていて、すでに実践し始めていることを、言葉にしてみたい。
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<人は自らが作ったパターンの中で生きている>
よくも悪くも、
人はパターンの中で生きている。
自分にとって機能するパターンを持つこと自体は、悪いことじゃない。
経験から学び、良い状態の再現性を高めていく。
ただし、パターンの難しさは、
一度つくると、無自覚に使い続けてしまうこと。
例えば、こんなことはないだろうか。
感謝されたときに、
「周囲の人や自然のおかげです」と返す。
それは、謙虚さを保つ在り方でもある。
でも、それを続けすぎると、
自分を信頼する力が育たない。
気づかないうちに、
愛や尊敬を受け取れない状態を、
自分でつくり続けてしまうこともある。
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<関わりの起点はグランディング>
これまで、
コーチング、NVC、ファシリテーション…
いくつかの知恵と技法を学んできた。
相手の状態を観察することは、とても大切で、
これまではそれが関わりの起点だった。
GRACEでは、そこにひとつ大切な視点が加わる。
関わりの起点に「グランディング」を置く。
まず自分の内側の状態に触れること。
自分の体に意識を向ける。
ジョアン老師が伝えてくれた言葉
「意識に昇る前のものは体にある」
自分は今、どんな状態なのか。
何を感じ、どんな前提で相手を見ているのか。
その“土台”が、
関わり方や行動を大きく左右している。
だからこそ、まず体に意識を向ける。
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体に意識を向ける実践を続けて、数日。
今朝、毎朝行く海岸で、こんな体験をした。
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波の見え方が
ほら変わったね
何かで埋め尽くされる前の
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砂浜に体をあずけて横になり、
ただ体に意識を向ける。
静かで、フラットなところから起き上がって、
目の前の景色を見たときに、それは起きた。
これ以上を、
今、言葉で表すことはできない。
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改めて、自分のパターンを作り直し始めている。
今回の体験から、
その機会をもらっている。
まず、グランディングから始める。
自分の体に意識を向けることから始める。
「内側とつながり、
そのまま外側へ表現していく」
そんな生き方をしていきたい。
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最後に問いを。
あなたの“無自覚なパターン”は、機能していますか?
あなたは、何から始めたいですか?
<関連リンク>
📖書籍「Compassion コンパッション」
https://www.amazon.co.jp/dp/B085S1BG7P
🧘日本GRACE研究会
https://gracejapan.org/