最近、思わず「うわぁ!」と声が出るほど、何かに心を動かされたのはいつですか?
子どもの頃は、石ころや水たまり、変な形の枝でさえ、遊びの入り口になっていました。
けれど大人になると、毎日通る道も、いつも会う人も、使い慣れたものも、
「知っている」
「いつもと同じ」
という言葉で見過ごしてしまいます。
世界から面白いものが減ったのでしょうか。
それとも、私たちが世界を見なくなってしまったのでしょうか。
今回のブレインドライブでは、禅の「今ここ」という考え方を通して、
**人はなぜ世界に慣れ、感動しなくなるのか**
を探究します。
「今ここ」とは、過去も未来も考えず、ずっと集中し続けることではありません。
心が別の場所へ行っていたことに気づいた時に、もう一度、目の前に戻ってくること。
食事をするなら、食事をする。
人の話を聞くなら、話を聞く。
歩くなら、歩く。
禅と遊びに共通しているのは、今していることと自分が分かれていないことです。
大人になると私たちは、体験しながら、その価値や意味を判断します。
「この時間は有意義だったか」
「自分にとってプラスになるか」
でも遊びは、先に価値があるから始めるものではありません。
遊んでいるうちに、そこに価値が生まれてきます。
世界を面白がるとは、特別な場所へ出かけることではなく、
「もう知っている」と思っているものに、もう一度出会い直すことなのかもしれません。
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【今回のミニマルドアチャレンジ】
あなたが、「もう知っている」と思っているものを、一つ選んでください。
毎日通る道でも、家にあるコップでも、いつも会う人でも、自分自身でも構いません。
そして今日、その一つを、初めて出会ったもののように見てみてください。
「これは何だろう」
「本当に、私が知っている通りだろうか」
正解を探す必要はありません。
目の前のものと、もう一度出会ってみてください。
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