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焦らなくても大丈夫、心の内なる時計と脳のコントロール

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1.脳機能の分類内容(種類)・形式(運用) 内容…言語,認知,記憶,動作など 形式…最大,自然(習慣),最小 2.形式について ①最大形式…機能を最大限度に実行 ②最小形式…最大に抑制して実行 ③自然形式…学習され習慣化した仕方での実行になる。 ・最大や最小形式での実行や形式の転換には機能への強い制御が欠かせず,主観的には高い意識性と努力感を伴う。自然形式では制御は自動化され,意識性や努力感は低い。十分自動化されていれば,意識や努力を要せずに実行される。 ・各形式は連続しており,最大や最小形式での実行が反復されるにつれて,自然形式での実行へと変化する。 ・速度,強度,持続度,精度の属性がある。 例)適切な会話(精度)は発話の適度な速さ(速度)と大きさ(強度)と長さ(持続度)からなる。 3.制御障害 ・機能自体の障害ではなく,形式の変調として現れる。 ・言語機能が障害されれば言語障害だが,多弁や寡黙は言語機能の運用の変調である。 ・制御障害では最大や最小形式での実行は困難で,自然形式が優勢になる。 ・小児では最小形式での実行は特に難しい。 ・脳損傷者では自然形式が優位になったり,それに伴って主観や行動の特徴が出る(坂爪ら 1990)。 4.遂行機能と注意機能 ・「注意機能」…主に現前する刺激や行動事象への制御。現在時制への制御 ・「遂行機能」…過去事象(経験)への参照と未来事象(目標)への指向。過去・現在・未来時制の制御 ・遂行制御が障害され,注意制御は保たれると,現前の事象から,慣れた行動やその都度の目標による行動は可能ではあるが,新たな行動や未来の目標を指向した行動は難しくなる。 ・遂行制御は保たれ,注意制御が障害されると,未来の目標への指向性に齟齬はないが,現前の事象への制御が不適切で行動に誤りが生じやすくなる。 【参考】 坂爪(2021)小児の遂行機能と発達障害,高次脳機能研究 第41巻第3号 【偉人たちのしおり】 LiLYさん「空にときめかない男、ヒロ」ヴィクトール・フランクル『刺激と反応の間には、空間がある。その空間には、私たちが反応を選択する自由と力がある。』 #脳機能 #遂行機能 #注意機能 #高次脳機能 #神経心理学 #リハビリテーション #坂爪 #脳科学 #臨床心理学
8月12日
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