SNSでは「副業で月50万円」という話が飛び交いますが、統計を見ると景色はまったく違います。正社員の副業実施率は11.0%と過去最高を記録した一方、副業収入の中央値は月1〜3万円。平均値の6万円は、ごく一部の外れ値に引っ張られたロングテール分布の産物です。つまり副業を「収入を増やす手段」と考えると、時給換算で本業を下回り、ほとんどの人が挫折します。
それでも副業をやるべき理由は、会社の給料では絶対に分からない「自分の市場価格=値札」を、リスクゼロで測定できる唯一の実験装置だからです。独立して業務委託で働いた経験や、書籍出版が生んだ社外評価の話も交えてお話しします。
・正社員の副業実施率11.0%で調査開始以来最高。ただし副業容認企業は27.5%
・平均6万円 vs 中央値2万円──ロングテール分布に騙されるな
・月2万円を時給換算すると1,000円。金額だけ見れば多くの人にとって赤字
・会社の給料はあなたの市場価格ではない。値札を知らないまま40代を迎える恐怖
・副業がくれる第二の資産:「いざとなれば出ていける」が生む交渉力
・印税より価値があったもの──書籍出版が呼び込んだ社外からの評価
・失敗しない選び方:本業スキルの隣接領域、時間の切り売りは避ける、目標は月2万円、就業規則と確定申告20万円の壁
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