2026年6月、日銀が政策金利を1.0%へ引き上げました。1%台は1995年以来、約31年ぶり。つまりいまの20代・30代は、「金利のある世界」を一度も経験したことがありません。
しかし、預金金利が上がったからといって貯金が有利になったわけではないのです。物価上昇率のほうが高いため、実質金利はマイナスのまま。現金は静かに目減りし続けています。
一方、変動金利で借りている人には10月に影響が出ます。そしてインフレ環境で最強の資産は、株でも不動産でもなく「毎年上がる自分の名目賃金」です。名目と実質を切り分けて、家計とキャリアを組み直す方法をお話しします。
今回のトピックス:
・日銀、2026年6月に政策金利を1.0%へ。1995年以来31年ぶりの水準
・2026年度の物価見通しは政府1.9%、民間シンクタンク2%台後半と割れている
・生活者の体感は「1年後5%以上上昇」が最多の4割超。過去5年で物価は約12%上昇
・名目金利1%-物価2.5%=実質マイナス1.5%。預金は毎年目減りしている
・変動金利は10月に0.25%程度上昇見込み。5年ルールが痛みを隠す仕組み
・実質賃金プラス1%は21年ぶり。ただしそれは「平均」の話
・昇給率3%と1%で10年後に120万円差。どんな投資商品より大きいリターン
・実践策:生活防衛資金6ヶ月分、10月の返済明細チェック、自分の昇給率を計算する
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