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#23 AI革命は終わったのか|段階が変わった、という見方

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週末、AI開発の安全性をめぐる発信が各社から相次ぎ、SNSでは「AI革命は終わった」という声が溢れました。これをどう見ているか、私見としてお話しします。 まず、SNSで不安を煽るコメントの多くは、それ自体が目的化しています。不安な投稿をクリックすると、また不安な投稿が出てくる。あの流れには乗らないほうがいいと思っています。 そのうえで、自分がAIを使ってきた1年を振り返りました。当初は対話形式が中心で、答えの精度も高くありませんでした。今年の初めに大きな変化があり、「パソコンの中に腕がついた」ような状態になった。ファイルを操作し、コードを書き、検証まで回せるようになりました。そして最近は、次のモデルの開発をAI自身が手伝う手前まで来ていると言われています。 用語も整理しています。これまでのAIはANI(特化型人工知能)。人間の脳のように幅広く考えられるのがAGI(汎用人工知能)で、まだそこには達していません。その先にASI(人工超知能)があります。 論点についてですが、「進化に制御技術が追いつかなくなった」という説明をよく見ます。ただ、私はそこではないと思っています。課題は、どこまでできるのかという“檻の大きさ”を測る部分です。しかもその檻をどう設計し、失敗をどう公開するかについて業界共通のルールがなく、決定権は開発企業側にある。だから外部の評価機関によるチェックや、各社共通の安全基準、エラーの共有が必要ではないか、という提起がなされた。今回の中身はそこだと理解しています。 制御は性質上どうしても後追いになります。開発は前へ進み続けますが、制御は検証しながらなので遅れる。その差が開いてきた、ということだと思います。 結論として、AI革命が後退する可能性は低いと見ています。私自身、少人数で業務が回っているのはAIがあるからで、これがなければ人を雇わないと成り立ちません。使う金額も増えています。需要が減るとは考えにくい。 変わるのは開発のステージです。「どこまでも開発しろ」から「制御も一緒に考える」へ。やっとそこまで来た、という捉え方のほうが実態に近いのではないかと思っています。 株価がどうなるかは今後の動きを見ないと分かりません。今回はそこにつなげる話ではなく、あくまで雑感です。 ▼ あわせて聴きたい #22 消費者物価は織り込み済み|相場の主役は中東情勢へ #14 ノイズに振り回されない|不安定な相場との距離の取り方 #AI #AGI #テクノロジー #資産運用 #投資初心者 ────────────── ▼ 株式会社TODOKERU|投資助言・代理業 https://www.ia-todokeru.com/ 下田祐樹/株式会社TODOKERU 代表 証券会社で17年、商品を売る側にいました。 いまは商品を売らず、お金も預からず、助言だけを行っています。 関東財務局長(金商)第3348号 / 投資助言・代理業 加入協会:一般社団法人 資産運用業協会 ※本配信は個人の相場観であり、特定の銘柄・売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
9月14日
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