鈴木 萌子さんとお送りするラジオ「音楽と言葉の交差点」。
本日は「異なるエレメントと音楽を繋げる作曲家 武満徹「ノヴェンバー・ステップス」を聴く」と題して、もえちょが語ります。
先日、アルト歌手の竹本絵里子さんのリサイタルを聴きに行きました。そのリサイタルのプログラムの最後は武満徹が作詞・作曲した「小さな空」でした。歌詞は武満の少年時代を思わせるような内容なのですが、演奏者の子どもの頃も垣間見えるような、言葉と音楽が結ばれた演奏でとても感動しました。
今回の放送では「言葉」よりも以前に、武満が試みたであろう「自然の音」と音楽の結びつきに注目しながら「ノヴェンバー・ステップス」について、ピアニストの視点から語ってみようと思います。(鈴木)
夜8:16にお耳にかかれますと幸いです。