#グリーンコアテック #ベルウォーター #エアドリップコーヒーシブヤ
グリーンコアテックの「ベルウォーター BW―1500W」
空気中の水分から飲料水
日経MJ
2023/5/17
結露から飲料水をつくる製水器「ベルウォーター BW―1500W」。本体に周囲の空気を取り込み、温度差によって結露を生じさせ、その結露を集めてできた水を浄化して飲み水をつくる。
製水器の発売元である空気清浄機メーカーの松山紋佳社長は、
「飲料水もいずれは家族で消費する分は自分たちで賄うという時代がくるかもしれない」
と考え、装置を開発したという。空気中の水分から飲料水をつくり出す仕組みを取り入れた。
従来の浄水器や水サーバーとは異なり、水道工事や水ボトルも不要。
1日当たりの生成能力は屋内環境にもよるが、5~15リットル。1台で3~5人の家族の飲料水を賄えることになるという。標準価格は20万9000円。
本体には、取り込んだ空気(結露)を浄化するシステムを搭載。
本体側面の空気取り込み口には空気清浄機にも使われているHEPAフィルター、内部にはRO(逆浸透膜)フィルターを含む4つのフィルターや紫外線除菌ライトを備えた。これらの浄化システムで生成した水の不純物を取り除くことができるという。
毎日利用しても電気代は月額約2000円。
飲料水の確保が難しくなる被災時に利用してもらうことも想定している。
空気中の水でコーヒー
日経MJ
2023/7/26
東京・渋谷のカフェ「AIR DRIP COFFEE SHIBUYA(エアドリップコーヒーシブヤ)」は、コーヒーをいれるための水を空気からつくる。同店を経営するアクアム(東京・渋谷)が開発した空気製水機を導入。空気中の水分を効率良く取り込んで、活性炭などで浄水した後にミネラルを添加して製水している。
店内は7席。オリジナルブレンド(600円)などのスペシャルティコーヒーのほか、コーヒーに合う焼き菓子をそろえる。売り上げの一部は水不足に直面している地域や施設へ空気製水機を設置する費用に充てられるという。
<ポイント>
自然災害などで断水した時に臨時で使えると便利ですね。停電していなければ飲み水は確保できます。
水道が引けない場所にはぜひ設置したいですね。
たとえば、山小屋。飲み水の確保には助かりますね。
海外駐在員の方にも便利ですね。日本人の胃腸は世界一デリケートと言われますから、水は買えますがいつでも自宅で水が作れたら心強いです。
もし、空気が違ったら味も違うことはないかなか? 富士山の山頂の「空気」が缶詰にして売られていることがあるけど、山頂の空気から作った水も売れそうじゃない。