2日連続映画を観てしまった。
今回見たのは、『風よ あらしよ 劇場版』 である。
https://www.kazearashi.jp/
吉川英治文学賞を受賞した、村山由佳さんの『風よ あらしよ』 を原作に
した作品である。
明治、大正時代に、婦人解放活動家、アナキストとして活躍した伊藤野枝を
主人公にした物語である。
いろんな障害にめげずに、問題に真っ直ぐ向かっていく強い女性の話で、
女性に、選挙権もない時代に文章を通じて女性の解放をうたった苦悩が
わかる。
そして、権力を持っている側にいる人の傲慢さ、このような傲慢さが、
この後、戦争に突入していくことになるのだろう。
人は、権力を持つと高慢になり、その権力で人を従わせようとする。
従わないものには、強制的に従わせようとする。
そうして、悲しい結果が待っている。
このようなことは、あってはならない。
もう、2度とそのような時代にはなっし欲しくない。
しかし、今でも権力を振り翳している人はいる気がする。
そして、どこかで不幸が生まれているのかもしれない。