学問の方法を学ぶうえで重要な言葉として、普遍・一般/個別・特殊という対義語があります。予備校生や大学生(1年生)には、このセットで教えています。
ところが、音楽や芸術について語るときに、対義語であるはずの普遍と特殊が結びついてしまう、不思議な事態に直面しました。
特殊なのに普遍だとはどういうことなのか? これについては考えてみる価値があると思い、あれこれ考えていくうちに、この話が意外な論点と結びついてきました。それは、二十世紀になってオースティンらによって切りひらかれる「言語行為論」という新しい言語分析の地平でした。そんな話をしたいと思います。(竹内)
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