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プロフィール写真の変更『コンサイス学習人名事典』執筆とその後の影響

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プロフィール写真の変更『コンサイス学習人名事典』執筆とその後の影響(28分)『よみききの世界』2024.7.21 ・Facebookのプロフィール写真「書字文化記録の表紙/顔」シリーズの第6回は、大学院生時代「書字文化記録の表紙」です。  論文が掲載された『民衆史研究』『歴史評論』のいずれかの表紙にしようかと思いましたが、院生のアルバイトとして分担執筆した『コンサイス学習人名事典』(三省堂,1978年)を「顔」に挙げたいと思いました。  わたくしが担当した人物は、「赤松克麿」「大山郁夫」「尾崎秀実(ほつみ)」「スメドレー(アグネス)」「妹尾義郎」「ゾルゲ(リヒアルト)」の6名で、1人物を400詰原稿用紙に1枚に、 ⓪当時の学問研究の水準にのっとり、その成果を反映させること、 ①人物名、 ②生没年、 ③人物の基本的特徴、 ④人物とその時代や社会との関連、 ⑤人物にまつわるエピソードを入れること、 ⑥必要に応じて脚注を付けること、という歴史学者である編集委員(安在邦夫先生、伊集院立先生、太田幸男先生、佐藤和彦先生、中村義先生、松本通孝先生)からの厳しいお達しがあった。  執筆者には、当時は院生で、のちに歴史研究者になられた大門正克さん、荻野富士夫さん、勝田政治さん、大日向純夫さん、鈴木裕子さん、成田龍一さん、広瀬玲子さん、藤野豊さんらが名を連ねていました。  わたくしは、この経験知は社会科教諭(歴史教育実践者、1978年度〜2002年度)として大いに役立ち、中学生に「歴史人名辞典をつくろう」という課題を出すことになる。また、自らの研究-実践者として「人物史/個人史」概念を超えた「人間(じんかん)史」概念を提案/実践することになっていった。さらに、教職大学院教授時代(2008年度〜2016年度)には、社会科を専門とする院生T.Tさんの課題研究「調べ学習における調査活動の質的向上を図る実践研究 -社会科長期休業課題「歴史事典づくり」の調査方法・過程に焦点をあてて-」のヒントとなっていった。人物史・個人史・人間(じんかん)史概念は、教師等のためのライフヒストリー研究-実践(ライフヒストリーデザイン曼荼羅)へつながり、今日に至っている。 *写真は、本書の表紙。
7月20日
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