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トヨタと日本経済【2/4】自動車輸入国ニッポンからの脱却40年の挑戦!!

(2024/7/25 #1289) 1918年第一次大戦終結、紡績不況 第1次世界大戦は、戦勝国である英国の産業にも大きな変化をもたらした。自動車、航空機、電機、化学(爆薬、染料など)の重化学工業が急速に発展し、大戦前の主要産業であった石炭、繊維、造船はかつての地位を失っていった。 1923年関東大震災での自動車需要増加 米国自動車産業の日本進出。大きな貿易赤字を垂れ流しながら日本は自動車を輸入する国に。 1930年代 自動車国産化に関する閣議決定。国有株式の制度、関税強化などが行われるが、生産力は伸びない。が、各種部品製造、エンジン製造などの基礎技術がここで確立されていく。ジャスト・イン・タイムも喜一郎がこの頃に提唱しているが、実現されるのは1954年頃で、かんばん方式によるところ。 喜一郎の考えた生産方式を要約していうと、「毎日、必要なものを必要な数だけつくれ」と言うことである。これを実現するには全工程はいやでも流れ作業にならざるをえない。「ジャスト・イン・タイム」というのも、そのとき喜一郎が言い出した言葉で、要は「間に合えばいい。余分につくるな」ということである。 1940年代 戦況悪化で生産はほぼできず、空襲で生産能力も失う。戦後は民主化の波で労働闘争が激化、豊田潰れかける。 1950年代 朝鮮戦争。統治政策も転換して、米国は技術協力を日本に行い、自動車産業生産を支援する。 「フォードはトヨタが知らなかったことはやっていなかった」というのは偽らざる気持ちだが、といって「フォード恐れるに足らず」と思い上がったわけでもない。フォードの生産は日産八千台に対しトヨタはわずか四十台。
7月24日
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