・体感温度はさらに高くなっている(体感温度のロジックは(室温+表面温度)/2となる)
・都市ヒートアイランドによって、世界の大都市は総じて世界平均気温を大幅に上回る上昇をきたしている。地球温暖化以上の影響。
・パリ市は2015年パリ協定(京都会議の次)の地になったこともあり、都市の緑化、自動車進入禁止ゾーンの拡充を積極的に導入。(公立学校前などはすべて歩行空間+緑地へ、2020年以降で10万本以上の植樹し、2026年までに17万本の植樹計画)。正直地球温暖化対策よりも、都市ヒートアイランド対策のほうが市民に実益ある。
・環境対策に熱心なドイツのシュトゥットガルトも「風の道」を作ったり、自動車産業都市にも関わらず都市中心部は自動車進入禁止。風の道については品川区大崎開発では導入されているが、極めて局地的であるのでもっと面的に進めるべきこと。
・日本ではヒートアイランド対策はトーンダウンしている。東京都のサイトをみても的外れなのがよくわかる。しかも環境省からの引用とか手抜きもすごい。熱中症対策の案内やら、クールシェアスポットとかいって緑地配置などの計画なのかと思いきや「クーラーがきいた部屋を都民に開放する」という施策。オリンピック誘致の際に話題になったアスファルトの温度低下塗料も約2万4,741kmの東京都道路のうち、190kmとかやっているだけで、やった感だけ。
https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/climate/heat_island
・都市再生の優先によって発生してる政治と行政と住民代表と不動産会社の蜜月(票と固定資産税と欲しいものとビジネス)