00:00
-00:00

セルフイメージに囚われすぎるな

3
こんにちは、溝口駅長です。 今日は「セルフイメージにとらわれすぎない」というテーマで、私自身の経験を交えながらお話ししたいと思います。 誰もが何かしら「私はこういう人間だから」という自己認識を持っているかと思います。しかしそれが、時として新しい可能性の芽を摘んでしまうことがあります。 私の「しゃべるのが苦手」という呪縛 私は子どもの頃からずっと「しゃべるのが苦手」というコンプレックスを抱えてきました。 親が厳しくて、事あるごとにきつく叱られていたため、自分から話すことが怖くなってしまったのです。 成長期にたくさん話す経験を積めなかったので、しゃべりがうまくなるわけがありません。 人前で話すことへの恐れは長く付きまとい、自己表現の機会を自ら制限する結果となっていました。 しかし、趣味の活動を通じて状況は大きく変わりました。 なにせ、今では音声配信までしているのですから、かつての自分からは想像もできない変化を遂げています。 この変化は一朝一夕には起こったのではありません。少しずつ挑戦を重ねることで、新しい可能性が開けていったのです。 「私にはできない」と決めつけない しゃべり以外にも、苦手なことはたくさんありました。 例えば、文章を書くことにも苦手意識を持っていました。 しかし、鉄道の旅行記をブログに書き始めると、徐々に楽しさを見出すようになりました。 最初は何を書けばいいのかも分からず、文章の構成にも苦労しましたが、読者のことを考えながら書く経験を重ねることで、文章力も向上し、より書きたいという意欲も湧いてきました。 写真撮影も下手でしたが、続けていればそれなりに上手くなりました。 一眼レフカメラも持たず、いわゆる「撮り鉄」でもない私。ですが、旅の記録としてスマホで写真を撮り続けるうちに、構図の取り方など、少しずつ上達を実感できるようになりました。 今では撮影すること自体が旅の楽しみの一つとなっています。 セルフイメージの罠 「自分はこういう人間だから、これはできない」という思い込みは、新しいことへの挑戦を妨げがちです。 しかし、よく考えてみれば、経験していないことができないのは当然です。 野球の例で言えば、バットを振ったことがない人がいきなりホームランを打てるわけがありません。何度も練習を重ねることで、初めて上達への道が開かれるのです。 特に大人になってからは、失敗を恐れる気持ちが強くなり、新しいことへの挑戦を躊躇しがちです。完璧を求めすぎることは、かえって成長の機会を失うことにもなります。 最初は下手でも、続けることで必ず上達の兆しが見えてくるものです。 セルフイメージを更新しよう セルフイメージは年齢とともに変化して当然です。 子供の頃にできなかったことも、大人になれば可能になることがたくさんありますよね。 年齢を重ねることで知識や経験が増え、体力や技能も変化していきます。 自分自身の変化に気づき、自分のイメージを定期的に見直してみましょう。 「本当に自分はこんな人間なのか」 「今ならこんなことができるのではないか」 と考えることが大切です。 周囲の環境の変化によっても、できなかったことができるようになることはよくあります。 例えばスマートフォンの普及前と普及後では、世界がずいぶん変わりました。 私の場合、50代になって初めてライブ配信を始めました。 かつての自分なら「そんなの無理」と即座に否定していたでしょう。しかし、趣味のブログなどでの成功体験を重ねることで、挑戦することへの抵抗が少なくなったように感じます。 失敗を恐れる気持ちよりも、新しいことを始める楽しさの方が大きくなってきたのです。 外部の視点を取り入れる 「自分のことは、自分が良くわかっている」 と思いがちですが、本当にそうでしょうか? 意外にも、自分のことを客観的に見るのは難しいものです。時には第三者の意見を聞くことで、自分では気づかなかった可能性が見えてくることもあります。 私は「しゃべるのが苦手」と思い込んでいましたが、それは子ども時代の話。 得意な鉄道ジャンルで、ブログや音声配信に挑戦したことで、実はしゃべりが好きだということに気づけました このような気づきを得るためには、以下のような方法が効果的です。 自己分析ツールを使って自分を客観視する 信頼できる友人に率直な意見を求める 評判の良い自己啓発セミナーを受講する 専門家のカウンセリングを受ける 私はこのすべてをやってみました。その効果は、ご覧の通りです(笑) いきなり他人に「私のこと、どう思う?」と聞くのはハードルが高すぎるので、まずは自己分析から始めてみるのをおすすめします。 書店に行けば、自己啓発本がたくさん並んでいます。買うのがもったいないという人は、中古本や図書館でも十分です。 気になる本を手に取ることが、最初の一歩です。 自己啓発の罠に陥らないために ただし、自己啓発に関する取り組みには注意も必要です。 世の中には「すぐに変われる」、「簡単に成功できる」といった、やや怪しげな謳い文句のセミナーも存在します。 大切なのは、自分のペースで着実に成長することです。無理のない範囲で、しかし継続的に新しいことに挑戦していく姿勢が重要です。 新しいことへの一歩 昨日、情報発信の方法についてお話しした際も触れましたが、「自分には向いていない」という思い込みで新しいことを避けるのはもったいないことです。 特に今は、ブログやSNS、音声配信など、無料で始められる手段がたくさんあります。失敗しても大きなリスクはありません。 新しい発見や人との繋がりは、思い込みを超えて一歩を踏み出すことから始まります。 セルフイメージという枠にとらわれすぎず、興味のあることに挑戦してみてはいかがでしょうか。一つの成功体験が、次の挑戦への自信につながっていくはずですよ!
12月13日
おすすめの放送
stand.fmの無料アプリでもっと便利に
Google Play Store
App Store
about stand.fm
放送が更新されたらプッシュでお知らせされるので最新の放送を聞き逃さない。
about stand.fm
バックグラウンド再生で他のアプリを使用しながら、放送やライブが聴ける。
about stand.fm
放送やライブ、コミュニティでコメントが送れて配信者とコミュニケーションができる。
about stand.fm
アプリだけでかんたんに音声を収録して投稿できて音声の編集もできる。
jasrac
JASRAC許諾番号
9024598002Y31016
9024598004Y31016
nextone
NexTone許諾番号
000006134
© 2024 stand.fm, Inc.