<人生はいつだってサバイバルだから頑張りたい だけど頑張れないそんな時には一休みゆるっと人生サバイバルMARSの小川です>「 山下です」<はい山下さんこんにちは>「こんにちは小川さん」<今日もねラジオ始めていきたいと思います>「はい」<なんと今回ですねレターが届きました>「ありがとうございます」<読んでいきたいと思います>「はいお願いします」<”安克昌さんの書籍や生き方などを紹介するシリーズはいかがでしょう?”っていうリクエストとして届いておりました>「ありがとうございます」<安克昌さんどう?ご存知ですか?>「えー、ドラマになりましたよね」<NHKのね>「精神科医の先生でね」<そうです。このリクエスト送ってもらった方がねもしかしたら阪神淡路大震災、この前ですね、ちょうど今年で30周年>「そうですね」<ということでね安克昌さんの本とか紹介するのどうだろうっていうリクエストくださったのかなと>「ですかねー」<1月にね30周年阪神淡路大震災でしたけれども今月3月は>「そうですね東日本大震災ですね」<そうなんですよ15年>「15年くらいですか」<15年も経つのかという感じですけれども>「本当ですね」<まあ、どっちにしてもねやっぱ震災なので被災した方っていうのがいらっしゃるわけで、すごくその方たちっていうのは心の傷っていうのが今でもね消えない、当時だけじゃなくて消えない傷として残っていたりもするのかなとも思いますし、この安克昌さんはそれこそそういう震災時のいわゆるPTSDですね、>「ああー」<今結構ねPTSDって言ったら>「そうですね心的外傷もストレス障害の略ですね」<そうですね。まあまあ皆さん知ってはるところ>「そうですね」<それこそ30年前の阪神淡路大震災時なんかは全然ね知られていないところでそんな中この人はね>「あーそうですねすごいなあ」<心の傷を癒すということっていうようなね、本の中から抜粋して考えていきたいと思います>「そうなんですね。はい」<まずですね心の傷を癒すっていうことってすごく難しいですけど、なんだと思います?>「うーーん・・・」
<決して精神科に通うとか、病院に行く薬飲むとか、そんなことではないんだろうなっていう>「そうですね。やっぱりなんだかんだ話をすることが結構。話すというか誰かに話を聞いてもらうことは私はすごく自分の気持ちがハッとすることが多かったり、話してよかったなって思えることが多いので」<あ、そうですね>「そこで少しなんかこう私こういうことにすごく傷ついてたんやなとかこういうとこ引っかかってたんやなとかが少しだけ回復というか整理される感じがある」<確かに人に話すとかは大きいかもしれない。話したことによってねちょっとこう寄り添うような言葉だったり姿勢だったりとかね、共感とかももらえた時にふっと気持ちが軽くなったみたいなことはあるかもしれないですね>
「なんかこう人にも癒してもらえるのもいいし、自分で自分のことも癒すみたいな部分っていうのがすごく大事だなって私は思いますね。」<確かに>「前なんかの回だったかで自分をねぎらってあげるみたいな、体のメンテナンスもしようっていうことにももしかしたらつながってくるかもしれないですけど」<まあ、もちろん自分で自分のことを癒せたら、コントロールできたら、もちろん一番大事なところなので最終的そこは目指したいなというところ>「たしかに」<ただでもそのぐらいのエネルギーがないような時、自分で自分の心を癒すってちょっと今そんなことできないよみたいな時もあるかもしれない、今後ね、あるかもしれないっていう。もちろんできたらいいんですけどね。っていう意味ではやっぱりこう自分一人ではどうにもならない時っていうのはそれこそ同じような体験した人とか同じような境遇の人とかに話してなんか私だけじゃなかったんやとかだったり理解し合うみたいなところもあるかなとは思っていて、>
<実際ねこの安克昌さんの本の中にですね”孤独にさせないこと”っていうのがねワードとして書かれていて>「ああー」<さっき山下さんもお話してくれたように私もね思いますし、孤独にさせないやっぱり一人で抱え込まない誰かに話すとかっていうところやっぱり大事になってくるんやなと思っていて>「そうですね」<さっきのPTSDのお話ですけれどもこういう心的外傷を受けた人っていうのは孤立しやすいっていうようなことも本の中には書かれていて>「あーそうですね」<話すに話せなかったり話しにくかったりとかあるのかなとは>「話せる段階までこっちもね待ったりとか、やっぱり本人のタイミングっていうのもすごく大事になってきますよね」<タイミングね。一方でね、”体験していない人には言っても分からない端からは元気になったと思われてるでしょうけど一時も忘れたことはありません”っていうようなね。こちらは多分被災した側というか心の傷を抱えている側の人のお気持ちというかね。>「そりゃそうですよね」<この気持ちはね自分が体験したことなのでそんななかなか分かってもらえないだろうっていうお気持ちもきっとあるだろうなと思うし>「話したい気持ちといやいや簡単に分かってほしくない」<そりゃそうです簡単に分かってほしくないですね>「そんな体験してない人には分からないんじゃないかっていう」<どっちものね気持ちがね>「でもどっちも本当だと思うしどっちも消す必要もないし」<ただねやっぱそのさっきの文でもね本の中のね”端からは元気になったと思われてるでしょうけど”っていうところも、そんなのもね元気に振る舞ってるのかもしれない>「そうですね」<ところをもう大丈夫なんやねよかったとか元気そうみたいな風に言われるとそりゃちょっと嫌なんじゃないのかなって。無理してんねんっていう気持ちになったりとか、もう大丈夫なわけないやろみたいなね。まあちょっと大丈夫?って聞くこと自体もね大丈夫なんて聞かれたら>「大丈夫って言わなあかんね」<大丈夫ちゃうわけど大丈夫だよって言わされる>「そうですね言わされる」<言わされる。それがすごく負担になると思うんですよね。もちろんこの思い誰かに聞いてもらいたいあると思うんですけどそうやって簡単に分かるっていう風にもねして欲しくないしなんかね大丈夫とか聞かれても困るしとかだったりね、なんかそういう風に思われたくない言われたくないっていう2つの中で葛藤が>「それはそうだよ」<もちろんその葛藤は抱いて当然の葛藤だとはね思うので。ただでも時間はかかるかもね知れないですけどもね>「そうですね、でもなんかその共有したいなとか誰かに話したいなって気持ちもなんかこうちょっと大事に持っておいてほしいし、それをなんかどっかのタイミングで自分が話せそうだなって思ってる方に少しこう話してみる。かといってその背景には簡単に分かってほしくなかったり分かるもんかって気持ちは別に抱えてても大丈夫だから。でも話してみるのもいいかもしれない」<そうですね>「なんかこんなこと話していいのかなって思うことこそ話してみることが大事だったりもなんかするかなって思うので。」<こんなことっていうこと自体がねもう結構ねその人の中では意外と多くを占めてたり>「意外と言ってすっきりしたなって思うこと私もあったりするので」<こんなことで相談していいんかなって思うかもしれないですけど>「こんなことやからこそ口に出して言葉に出してみたらって思ったりも」<相談するっていうことがね孤独にならないことにつながるんじゃないのかなと>「確かに」<思いますし><今回ね安克昌さんの本とかだったりね、震災から30年ってこともありますし今月は東日本大震災から15年とかもありますしね、ふとそういうところをね振り返ってもらったりだとか>「そうですね」<あるいはね自分がこの先何かで心を塞ぎ込んじゃうこともあるかもしれないですのでね、もし自分がなった時あるいは家族だったりお友達や周りの人がなった時っていうのにどういうふうに接したらいいのかなっていうところを>「そうですね」<考えてみるきっかけにでもなったら嬉しいなと思います>「そうですねなんか本当にいい案をいただいてありがとうございます」<ありがとうございますレターでねリクエストいただいてよかったです本当に>「なんか自分も考えるきっかけになりましたし安克昌さん私はしっかり読んだことが恥ずかしながらないんですけど、ちょっと調べてみようっていう気持ちになりました」<ありがとうございます。またねこういうリクエストとかも皆さんからもらえたらなと思いますし今回ねリクエストしてくださった方もこの内容聞いてもらってね>「また感想ください!本当にいい案ありがとうございました」<それでは今日はこの辺でさようならさようなら